「グレートクリニックを目指すための5つの条件」
「歯科医院経営コンサルティングレポート〜船井流 1000院からの成功事例報告〜」
2016/9/11号
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「グレートクリニックを目指すための5つの条件」
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こんにちは。
船井総研 歯科チームの戸澤です。
ご存知の方も多いかと思いますが、当社はグレートカンパニーアワード
というご支援先や研究会員様の中から受賞者を選出する企画を行っております。
約5000社の会員様の中からノミネートされるのは僅か数社ですから難関です。
今、まさに今年度のグレートカンパニー審査を行っている最中であり、
先日コンサルタントによるプレゼンテーションが終わりました。
審査をした役員陣からのまとめた基準は下記の通りのようです。
(1)トップ(経営者)の良い会社にしようとする想いにブレがない
(2)狭小領域内での圧倒的一番化戦略がある
(3)本業を通しての社会貢献意義が明確にある
(4)現場が大切にする指標の明確化と実践的スキームがある
(5)離職率の低さと働き甲斐がある風土・文化がある
この5点。
以前はこのグレートカンパニーアワードは規模が大きい業界や成長率
が著しい業界が有利に働いていましたが、これからは違います。
しっかりと社会性や教育性への取り組みが充実しており、
収益性含めて様々な結果として実績がある会社であれば
規模・業界に関わらずノミネートされることも夢ではありません。
ですから、本メルマガを読んでいただいている熱心な皆様にも
できる限りグレートクリニックを目指してもらいたいのです。
そのためには
「トップ(経営者)の良い会社にしようとする想いにブレがない」
ことを前提とした上で理念をより細分化してもらいたいのです。
例えば
「一生患者さまが自分の歯で食事を取り続けられる歯科医院を目指して」
が理念だとします。この理念は良いとして、
この理念を達成したかどうか定量的な定義を設けてもらいたいのです。
「自分の歯で食事を取る」をピックアップすると
① 何歳で何本の残存歯があれば良いか
② ①の本数を何人の人が達成できていたら理念を実現できることになるのか
③ 年間カルテ枚数の何割の人がメンテナンスに通う比率があればよいのか
④ レセプト枚数の何割の人がフロスを使用しているのか
など他にもあるかと思いますが、理念を掘り下げて考えていきます。
そうすることで理念に沿った行動しにくい現場でも、
定量化された定義が設定されることで動きやすくなり、
方向性感も統一され、実現スピードも速まります。
女性は面白いもので
・より具体的な
・より細分化された
・より短期的な
目標が明確にあると自分の役割と思いながら頑張ってくれます。
ぜひ、上手く現場の強みを活かしてグレートクリニックを目指してください。
皆さまの成長を心から応援しております。
【執筆者:戸澤 良親】
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