自費メンテナンスの導入について

2016年06月21日 (火)

コラムテーマ:
自費診療 (増患 集患)

こんにちは。
歯科経営コンサルティングチームの歯科コンサルタントチームです。
本日は、【自費メンテナンス導入について】記載致します。
最近、多くの医院様から「自費メンテナンスを導入する必要がありますか?」
というご質問を頂きます。
おそらく“か強診”の絡みから悩まれている医院様が増えたのだと思います。
自費メンテナンスの導入は下記医院様の状況によって変わってきます。
・保険メンテナンスの返戻の多さ
・か強診の取得の有無
・衛生士の数
・リコール率
・保険メンテナンスのレセプト枚数
など。
なので、現時点ですぐに自費メンテナンスを導入しなければいけないかというと、
一概にはそうも言い切れませんし、医院様の状況によって変わってきます。
勿論、自費メンテナンスを導入することによってメリットはあります。
・自費売上の安定化
・保険制度に振り回されない経営体制
・衛生士業務の強化
・保険メンテナンス厳格化への対策
など。
その中でも衛生士業務の強化ということが大きなポイントだと私は思っています。
熱心な衛生士さんは就職の際に、自費メンテナンスの導入の有無で、
決めておられる方もいる程です。
自費メンテナンスを導入しても大きく収益が良くなるといったことはありませんが、
いつ保険のメンテナンスが更に厳格化してしまうかわかりません。
「最近、保険メンテナンスの返戻が多くなった」
と思われている医院様もおられるのではないでしょうか?
自費メンテナンス導入は
そういった保険メンテナンスの厳格化の対策や
衛生士さんのための働きがいのある職場構築といったことに繋がると言えます。
ただ自費メンテナンスの導入に関しては、慎重に行う必要があり、
明日にでもすぐに実行出来るかというと難しいとも言えます。
一度自院の体制を見返し、じっくりと考えて頂けたら幸いです。
無料経営相談も実施していますので、是非一度ご相談下さい。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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