有資格者採用比率を高める外来組織体制作り

2016年04月08日 (金)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

皆様、こんにちは。
船井総合研究所 歯科コンサルタントチームです。
 
今、私のクライアント様に組織作りにおいて伝えているメッセージ
それは「有資格者採用比率を高める」ことです。
 
昨年度からこのメッセージを伝えてきたことで1件、2件と良き組織事例が今年度中に作れそうです。
有資格者採用比率を上げるというのは純粋に
「歯科医師、歯科衛生士の人員比率を高める」
ということです。
 
理由は
①資格者の余剰人員が作れる
②無資格者の売り手市場競争から脱却できる
③1人依存(属人)型組織から脱却できる
主にこの3点です。
 
私たちの歯科メンバー森、坂下、水野を中心に展開している人財開発チームでの共通項です。
特に②に関してですが、
歯科衛生士は採用競合が歯科医院です。
しかし、受付や歯科助手採用は競合相手が歯科医院+企業となります。
 
ご存知の通り、現在は売り手市場ですから、企業側の受け入れ幅が広がったことにより、歯科医院での無資格者採用は厳しい状況です。
企業相手となると
社会保険完備や18時就業時間終わりなどの条件が差別化要素ではなく、最低条件になります。
 
③に関しても、今の時代、分業化をしていると、
受付スタッフが退職することでレセプト処理の引継ぎができない・・・
受付側と歯科衛生士側の価値観が違い、歩みよることができない・・・
などと様々な問題に発展します。
 
有資格者(特に歯科衛生士)が受付からアシスト、本業を全て行うことで、価値観の共通認識が生まれ、たとえ退職するスタッフが出たとしても円滑に引き継ぎをすることができます。
このメッセージは当然ですが、時代によって変わります。
これからの2年間、3年間の中で組織を成長させていくためのメッセージとご理解くださいませ。
皆様の成長を心から祈願しております!
頑張ってください!!!
 

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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