歯科医院経営ブログ・ミーティングは時間よりも頻度を増やすほうが効果的
- コラムテーマ:
- マネジメント(採用 教育)
今日の本題は、医院の考え方がスタッフに理解されている医院には共通項があるということです。
歯科医院ではそのために、ミーティングや勉強会を行うと思うのですが、
そのミーティングの行い方が重要だと感じています。
今15医院くらいの顧問先医院を見ておりまして、感じるところがあります。
それは、ミーティングを実施する頻度、です。
私の見る限り、月1回のミーティングを行っている医院よりも週1回ミーティングを行っている医院の方が医院の考えの理解度は高いように思います。
当たり前ではないか!と思われるかもしれませんが、総ミーティング時間が
週1回30分×4週=120分の医院と、月1回2時間の医院では前者の方がスタッフの理解度は高いように思います。
これはおそらく院長がスタッフに対して伝える場の数が多ければ多いほど、理解度は高まるのではないかということです。
一般的にはミーティングを診療時間を削って行うことは好まれないことが多いと感じているのですが、
週1回30分の診療時間を削って、毎週ミーティングを行うことは何とかできるのではないでしょうか?
30分の診療時間で得られる売上と医院の考え方をスタッフさんに理解してもらうことのどちらが重要なのかといいますと私は後者ではないかと思います。
これは何も建前論で言っているのではなく、長期的に医院が成長するのはどちらかということを考えるとおのずと答えが出るのではないかと思うのです。
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◾️この記事を書いたコンサルタント
松谷 直樹
売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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