歯科医院経営ブログ・ツールを取捨選択する時代に
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本日は佐賀の先生とお会いしてきました。
最近の傾向ですが、経営相談に伺うと、
「ツールは色々持っているのだが、多すぎていったいどれをどう使えばよいのか分からない」とおっしゃられることがあります。
色々なところから、ツールを手に入れられる時代です。
情報が多すぎて、自院に本当に有用なものがわかりにくくなっているのです。
船井総研でも過去も今もツールは数多く提供してきました。
しかし、有効に活用できなければ、かえってマイナスになります。
例えば、同じような内容を書いている予防のツールをたくさん渡されると患者さんはかえって読まなくなりますので、1枚にまとめるべきでしょう。
A院で有効なツールでも、B院では考え方が違えば、使うことができません。
私が気をつけているのは、
1.何のためのツールなのか(そのツールの目的)
2.そのツールをいつ、誰が、どのように使うのか(ツールの使い方・説明の仕方・伝え方)
この2点です。
また、混乱しないようにその医院さんの目指す方向性や成長段階に応じて、使用すべきツールは変わってきますから、カスタマイズして使い分けるようにし、できるだけコンパクトに最大限の効果を上げられるように使っていただいています。
今一度現在使用しているものが、内容的に重複していないか、本当に必要なものなのか、を見直していただきたいと思います。
ツールとは、患者さん向けの説明資料、配布資料、院内の管理帳票、等々の資料類のことをさします。
◾️この記事を書いたコンサルタント
松谷 直樹
売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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