院長がスタッフのティーアップを行う

2010年06月30日 (水)

コラムテーマ:
院外マーケティング

こんにちは。 船井総合研究所  歯科 経営コンサルタントの松谷直樹 です。

院長がスタッフのことを患者の前で興味をもってもらえるように

紹介することを「ティーアップ」と言います。

わかりやすく申しますと、「この人はこんなにすごい人なんですよ」

と長所をほめることです。

例えば、歯科衛生士を紹介するときに、「今から担当してもらう


○○さんは歯のクリーニングに関してはプロの人なんで、よく


お話を聞いてくださいね。」等のトークです。

そうすると患者さんは、「○○さんに早く会いたい」

あるいは「この人は院長が言うのだからすごい人に違いない」

と思われる可能性が高まるでしょう。

徐々にスタッフに権限の委譲を進める場合など、スタッフの

地位を相対的に高めていくことが必要です。

テクニック的な方法でもありますが、ポイントはテクニックとして

捉えるのではなく、院長が心からそのスタッフの長所をほめて紹介を

することが大切です。

そうすることで、そのスタッフさんの責任感やモチベーションはさらに高まるでしょう。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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