患者様が多すぎることによる弊害
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みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。
昨日は山形県、今日は宮城県、そして今から東京で経営相談をして、大阪に帰ります。
昨日のクライアント様は私が支援させていただく中でもかなり楽しいところなのですが、
1つの壁にぶつかりました!
「患者数が多すぎる」
何とも羨ましい悩みですが、これはこれで大変です。
ユニット5台で、レセプトが850枚超え、
更に有能なスタッフさんに恵まれたことで
今後更なる自費率の向上、メンテナンス数の増加につながる流れが出来上がりました!
いいことなのですが、今後、大きく戦略を立てなくてはなりません。
大きくは2つです。
①ユニット増設+スタッフ増員
②質の低い患者を減らし、治療レセプト枚数を減らして、全体レセプト枚数の維持
地域によっても異なりますが、
どちらもメリット、デメリットはあります。
拡大思考の強い方は、もちろん①ですが、
そうでない方の場合、①と②は悩みどこです。
ただ、何かを変えなくてはなりません。
私は、ユニット台数×150枚を超えてくると色々な弊害が生まれるとよくお話します。
・予約が取れない
・治療の質を確保することが大変になる
・待ち時間が増える
・スタッフが疲弊する
などなど、様々です。
私のクライアントさんで、②の戦略で、
治療レセプト400枚、予防レセプト200枚であったところを
3年間で、
治療レセプト200枚、予防レセプト400枚
にきれいに診療スタイルをシフトチェンジした事例もあります。
①、②どちらにしても覚悟を決めれば、上手くいくでしょう。
一番よくないのは、”中途半端”な状態です。
同じ壁にぶつかっている方は、
少し中長期的な戦略ビジョンを立ててみてください!!
頑張ってください!!
応援しています!!
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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