患者様が増えすぎることによる弊害
- コラムテーマ:
- 開業
みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。
昨日は、静岡県と埼玉県の院長先生にお会いしていました。
今は、大阪へ向かっている最中です。
最近、私がお付き合いしている先生方の周りで、このような課題があります。
患者さんが多すぎることによる弊害
です。
患者さんが増えたが故に、
1日あたりの患者数が1ドクターで60人~70人診ているような状況です。
二極化が進んでいる今、勝ち組医院さんでよくある現象です。
このまま、進んでいくと、どのようなことが起こるでしょう。
1.体力的負担が大きくなる
2.診療の質の維持ができなくなる
3.満足度が保てなくなるため、口コミ率が低下する
4.将来的には自費率が下がる
5.ユニットあたりの生産性を下げる
6.カルテ記載する時間がとりにくくなる
7.スタッフが疲弊する
もっと色々な2次的マイナス要素はありますが、とにかく悪循環となります。
どたばた診療を続けていると、5年後、10年後、生き残りに不安を感じます。
上記の1~7は、お分かりだと思いますが、全て連動しています。
この状況を回避するためには、抜本的な見直しが必要となります。
私のコンサルティングテーマは、院長先生、患者さん、スタッフさん、関わる方全ての人が幸せを感じることです。
どたばた診療をしていても、「時間がない」、「忙しすぎる」と院長先生やスタッフさんからはいわれ、
患者さんからは「待ち時間が長い」、「予約が取りづらい」などと不満の声を口にします。
売上は上がっても幸せからは程遠いです。。。
ぜひ、歯科治療の質の確保をするためにも、
患者数を絞り、
しっかりと時間を取り、
結果として収益性を落とさない、高める診療スタイルに切り替えていってください。
応援しております!!
頑張ってください!!
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
LINEはじめました!
開業前DRに向けて、新規開業に特化した最新情報を随時発信中♪
無料経営相談受付中!
メールマガジンのご案内
歯科医院経営コンサルティングレポート~船井流1000院からの成功事例報告~
歯科医院コンサルティング実績10年! 現場で積み上げた歯科経営成功事例満載のメールマガジンです。自費UP、増患、ホームページ対策、スタッフ育成、組織づくりなど、読んだ院長だけが得をする「3分でわかるノウハウ」を大公開します。