治療計画の立て方
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皆さん、こんにちは。
船井総研 メディカルグループ 歯科コンサルタントチーム。
今、福島県の支援が終わり、茨城県に向かっている最中です。
今日は、「治療計画の立て方」をテーマにしていきましょう。
今個人的に通っている歯科医院で、先日生まれて初めて、
補綴コンサルティングを受けてきました。
すごい治療プランでした。
プランAが全体で、160万円。
プランBが全体で、140万円。
プランCが全体で、120万円。
プランDが保険診療です。
そして、コンサルティングの印象は、
伝えるだけ伝えて終わりといったものでした。
ご支援先には当然のことながら指導しておりますが、
コンサルティングは、患者さんの話を聞くことを重点的に、していかなくてはなりません。
つまり、ニーズ把握です。
営業の基本ですが、いまだ歯科医院業界では、できている医院は少ないです。
そして、治療計画の立て方。
前例で述べたものでは、客観的に、営業機会損失も大きいでしょうし、患者さんが本当に求めてる治療プランを立てることができません。
治療計画を松・竹・梅で3パターン立てるのはよいのですが、
治療計画を立てるときには、以下のように、分けて考えるのがよいでしょう。
プランA:将来性を考慮したプラン(例:全治療、自費診療)
プランB:患者さんのニーズにマッチしたプラン(例;前歯のみ自費診療、臼歯は保険診療 など)
プランC:経済性を考慮したプラン(例:全治療、保険診療)
これも一例に過ぎませんが、
押し売りとインフォームド・コンセントがごちゃごちゃになっているようではいけません。
しっかりと患者さんの話を聞き、
患者さんにとって本当によい提案をするように心がけましょう。
お読みいただいてありがとうございました。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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