シン医科歯科連携【緊急】医科から患者が来る時代へ!新設「連携加算」を活かす

2026年02月06日 (金)

コラムテーマ:
診療報酬改定・保険改正

皆様

 

いつも本当にお世話になっております。

株式会社船井総合研究所 歯科支援部マネージャーの

山本 喜久でございます。

 

本日も本コラムを開いてくださり、心から感謝いたします。

今回のテーマは、

・2026年診療報酬改定で示された「歯科業界の最重要課題」

についてです。

 

今、避けては通れない「医科歯科連携」。

しかし、お伝えしたいのは単にデータをやり取りするといった従来の連携ではありません。

 

求められているのは、そこから一歩踏み込んだ「本質的な連携」です。

 

先生は、先日公開された中医協の資料をご覧になりましたか?

まだであれば、ぜひ今すぐご確認ください。これは単なる追加資料ではなく、来年度改定の方向性を示す“羅針盤”そのものです。

 

■中央社会保険医療協議会(中医協)令和8年1月23日

https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001639439.pdf

 

情報を知るだけでは価値がありません。「どう動くか」。

いち早く行動した医院だけが、次の時代に選ばれ、生き残ります。

 

国は「進めたい方向」に点数をつけます。

今回の目玉は、医科(内科等)で新設される「歯科医療機関連携強化加算」です。

 

これは、内科医が糖尿病患者へ歯科受診を促し、連携することで点数がつく画期的な制度。つまり、国が内科医に「歯科へ患者を送りなさい」と強力に後押しを始めたのです。

 

医科側でこのような連携評価が新設されたことは、

まさに画期的と言えます。

国は今、医科と歯科の両面からアプローチすることの重要性を強く示しているのです。

 

この流れは、一過性のものではありません。

今、この機会に連携体制を構築しなければ、確実に時代の波に取り残されます。

 

医院の未来を決めるのは、『Will(やりたい)・Can(できる)・Must(求められる)』の3つの視点です。中でも今回の改定は、歯科医院に対する『Must』を明確に突きつけています。この要請を正しく理解し、行動に移すこと。それこそが、厳しい時代を勝ち抜く生存戦略であり、地域医療に対する責任なのです。

 

糖尿病と歯周病「エビデンスに基づく必然の連携」

 

医科側で新設される加算の背景には、確固たるエビデンスがあります。

 

・歯周病治療でHbA1cが0.4〜0.6%改善

・炎症コントロールは糖尿病の重症化予防に直結

・糖尿病患者の歯周病リスクは健常者の2〜3倍

 

歯科と医科が連携すれば、

重症化を防ぎ、医療費を削減し、健康寿命を延ばせる。

この大義があるからこそ、国はこのテーマを骨太の方針に据え続けているのです。

 

歯科医院に求められる「受け皿」としての役割

 

見出し②:では、貴院はどう動くべきか?

医科からの紹介をただ待つのではなく、

主導権を持って連携をリードする姿勢が不可欠です。

 

①内科からの紹介急増に備える

新設加算により、内科からの受診依頼が増えることは確実です。

 対象:糖尿病を主病とする患者

 要件:歯周病予防・治療のための歯科連携

 頻度:年1回

この波に乗れるかどうかが、勝負の分かれ目です。

 

②「治す」歯科としての責務

歯科側にも「継続的・効果的な歯周病治療の推進」が求められています。

紹介された患者に対し、単なる口腔ケアで終わらせず、医学的根拠に基づいた治療を行い、その成果(炎症改善等)を医科へフィードバックする。このサイクルこそが評価されます。

 

③患者の心に火をつける

紹介患者さんのモチベーションは様々です。

「なぜ糖尿病で歯科医院なのか?」を丁寧に伝え、

行動を変えるスキルがスタッフに求められます。

管理栄養士による食事指導や生活習慣改善プログラムも、

他院との差別化に繋がる強力な武器です。

 

医科歯科連携は経営の「起爆剤」になる

 

臨床的意義に加え、経営面でも極めて大きなチャンスが到来します。

①新たな集患ルートの開拓

「糖尿病患者1,000万人」という巨大な層に対し、

内科からの紹介ルートが確立されます。

地域の内科医へ「当院は糖尿病連携に強い」とアピールすることで、確実な集患が見込めます。

 

②強固な信頼関係の構築

適切な治療と丁寧な報告(返書)は、内科医との信頼を深めます。

それはやがて相互紹介の基盤となり、地域での立ち位置を盤石にします。

 

③圧倒的なブランド力

「口だけでなく全身を診る歯科医院」

このメッセージは、地域で選ばれるための強力な理由となります。

 

先生方が今すぐ始めるべき準備が以下です。

・近隣内科への連携打診と周知

・報告書(診療情報提供書)フォーマットの整備

・スタッフへの糖尿病・歯周病教育

・院内治療フロー(定期メンテナンス等)の再構築

 

スピード感こそが差を生みます。

改定スタート時に「すぐに動ける医院」であるために、準備は今からでございます。

 

《まとめ》

新設される「歯科医療機関連携強化加算」は、歯科にとって追い風です。

これは単なる制度変更ではなく、医院の未来を切り拓くチャンスです。

 

この流れをただ眺めるか、好機と捉えて動くか。

その決断が、数年後の医院の姿を決定づけます。

 

次回は、気になる「点数設定」や「施設基準」の詳細を解説し、即実践できる形まで落とし込みます。ぜひ、引き続きチェックしてください。

一緒に、歯科の未来を創り上げていきましょう。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

ここまで、改定の「方向性」をお伝えしてまいりました。

しかし、先生方が今、真に知りたいのは、

「では、明日から具体的にどう動けばいいのか?」

「どうすれば、この変化を患者様の喜びに変えられるのか?」

という、現場での実践論ではないでしょうか。

 

そこで、この度、2026年診療報酬改定の全貌を紐解き、貴院がとるべき具体的なアクションプランを提示する緊急セミナーを開催いたします。

 

【2026年診療報酬改定 対策セミナー】 

~患者様に選ばれ、地域に愛される持続可能な医院経営モデルの構築~

 

本セミナーでは、単なる情報の羅列ではなく、以下の「実践の武器」をお渡しします。

 

① 患者様のメリットに直結する、新制度の具体的活用法

② 変更点を正しく、心に響く言葉で伝えるための説明ツール・トークスクリプト

③ スタッフも患者様も幸せになる、改定対応を組み込んだ医院運営計画

 

今回の改定について、

「ただの事務的な変更で終わらせるか。 

それとも、当院が地域になくてはならない存在へと進化する好機とするか。 

その分かれ道となる1日だ!」

とまで、クライアント様からご評価いただいております。

 

お席に限りがございます。

より良い医療提供体制の構築に向けて、共に準備を始めましょう。

 

▼セミナーの詳細・お申し込みはこちら 

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/138229

 

先生の医院の更なるご発展と、地域の患者様の健康増進に貢献できることを、心より願っております。

当日は会場でお会いできることを楽しみにしております。

◾️この記事を書いたコンサルタント

山本 喜久

プロフィール詳細

関西学院大学法学部出身。新卒で船井総合研究所に入社。
大学時代から、難関校専門の塾講師として活躍。その時の経験から「人に教える」ことを最も得意とし、それを応用したカウンセリング体制の構築には定評がある。経営者に寄り添いながら、粘り強く「歯科医院経営者の夢を叶える」ことをコンサルタントとしての信条としている。

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