【速報!】2026年歯科診療報酬改定の骨子が判明!中医協最新資料から読み解く5つの重要変化
- コラムテーマ:
- 診療報酬改定・保険改正
目次
皆様
いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所、歯科支援部マネージャーの 山本 喜久でございます。
お忙しいところ、こちらのコラムを開封いただき、 誠にありがとうございます。
表題の件、中医協より最新資料が公開されましたので、
皆様にいち早く情報をお届けしたく、筆を執っております。
■中央社会保険医療協議会(中医協)令和8年1月23日
https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001639439.pdf
本日は、2026年歯科診療報酬改定の個別改定項目から読み解く、
これからの歯科医療に求められる「5つの重要テーマ」をお伝えします。
今回の発表は、次期改定の骨子となる極めて具体的な内容です。
詳細な点数はこれからですが、「どのような医療が求められているのか」という国のメッセージは明確に示されました。
この情報をいち早く捉え、患者様や地域社会のために準備を進めることが、信頼される歯科医院であり続けるための第一歩となります。
国の方針(時流)は、「社会課題を解決する医療」への評価です。 今回の改定を単なる制度変更と捉えず、より良い医療を提供するための道標として読み解いていきましょう。
ここからは、専門用語を咀嚼し、
なぜそれが「患者様の利益と医院の未来につながるのか」、
その理由を5つのポイントに絞って解説します。
【1. 採用・人材育成】スタッフの幸せが、良質な医療の源泉 ~新設「ベースアップ評価料」が示す未来~
まず、初診や再診のたびに算定できる「歯科外来・在宅ベースアップ評価料」が増点されます 。
これはその名の通り、「医療を支えるスタッフの待遇改善」のために設けられた点数です。
つまり、国が「医療従事者が安心して働ける環境づくり」を療報酬という形で後押ししてくれたことを意味します。
この評価を活用することで、患者様の負担を最小限に抑えつつ、スタッフへ還元することが可能になります。 スタッフがやりがいを持って働ける環境は、必ず患者様への対応や医療の質に還元されます。
「人材から人財へ」、
経営資源「人」を大切にする医院こそが、
結果として患者様に選ばれ続ける医院となるでしょう。
【2. 設備投資】デジタル技術で、患者様にもっと優しく ~「光学印象(IOS)」と「3Dプリント義歯」が保険適用へ~
ついに保険診療にもデジタルの恩恵が広がります。
これまで自費診療がメインだった「光学印象(IOS)」や「3Dプリント義歯」の評価が新設されます 。
従来の印象材による型取りは、患者様にとって苦しいものでした。
IOSの導入は、その不快感を大幅に軽減します。
また、デジタル化により製作期間が短縮されれば、患者様をお待たせする時間も減ります。
「デジタル化=効率化」だけではありません。
それは「患者様にとって快適で、精密な医療の提供」を実現するための大きな一歩なのです。
【3. 予防・管理】制度の壁を越え、生涯寄り添うパートナーへ ~SPTとP重防が「歯周病継続支援治療」へ統合~
複雑だった歯周病治療(SPT・P重防)の区分けが整理され、「歯周病継続支援治療」等へ統合される見込みです 。
これまでは「4mmの壁」という制度上の目安が、患者様への説明を難しくし、「なんとなく良くなったから終わり」という自己判断による中断を招く一因にもなっていました。
今回の改定により、状態が安定していても「重症化させないための継続的な管理」として、一貫したサポートが可能になります。
「治して終わり」ではなく、生涯にわたって患者様の健康を守り抜く。
かかりつけ医としての使命を、より果たしやすくなる制度へと進化します。
【4. 在宅医療】医療が届かない場所へ、手を差し伸べる ~巡回診療車の評価新設と質の追求~
訪問歯科は、より「必要としている人」への対応が重視されます。
歯科医療が届きにくい地域や通院困難な患者さんのために、
自治体と連携して「歯科巡回診療車」を出して行う診療には、
「地域歯科医療加算」という新たな評価がつきます 。
一方で、集合住宅等への訪問については、より実態に即した適正な評価へと見直されます 。
これは、「訪問診療の質」を問い直すメッセージです。地域インフラとして、本当に困っている患者様の元へ医療を届ける。そんな地域貢献への想いが、正当に評価される時代になります。
【5. 口腔機能管理】「食べる喜び」を支えるチーム医療 ~DH実地指導の評価新設で広がる可能性~
口腔機能管理は、「検査」から「改善」へとステージが変わります。
特筆すべきは、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、患者様にリハビリや指導(実地指導)を行うことで算定できる「口腔機能実地指導料」が新設される点です 。
患者様の身近な存在である歯科衛生士が、より主体的に「食べる・話す」機能の改善に関われるようになります。「最近ムセなくなった」「食事が美味しくなった」。
そんな患者様の喜びを、医院全体のチーム力で支えていくことが求められています。
■これからの歯科医療が目指す姿(骨太の方針) 今回の中医協資料から読み取れる、国が目指す歯科医療の未来は以下の3点に集約されます。
①医科歯科連携の深化(全身の健康を支える歯科医療へ)
②オーラルフレイル対策の実践(機能回復によるQOLの向上)
③地域医療格差の是正(どこに住んでいても適切な医療が受けられる社会へ)
「will(やりたい医療)・can(できる医療)・must(求められる医療)」
のバランスを整え、国の示す「must」を自院の強みに変えていくこと。
それが、患者様の健康寿命の延伸に貢献する一番の近道です。
ここまで、2026年度歯科診療報酬改定の「方向性」をお伝えしてまいりました。
しかし、皆様が一番知りたいのは、
「具体的にどうすれば、より良い医療を患者様に還元できるのか?」
「制度変更を機に、医院の体制をどう整えればよいのか?」
という、現場での実践的な内容ではないでしょうか。
そこで、この度、2026年診療報酬改定の全貌を解説し、患者様のため、地域のために貴院がとるべき具体的なアクションプランを提示する緊急セミナーを開催いたします。
【2026年診療報酬改定 対策セミナー】
~患者様に選ばれ、地域に愛される持続可能な医院経営モデルの構築~
本セミナーでは、Web上の情報だけでは見えてこない、
①患者様のメリットにつながる新制度の具体的な活用法
②制度の変更点を患者様に正しく伝えるための説明ツール・トークスクリプト
③スタッフも患者様も幸せになる、改定対応を組み込んだ医院運営計画
これら「実践のヒント」をすべてお持ち帰りいただけます。 今回の改定を「ただのルール変更」で終わらせるか、貴院が「地域になくてはならない存在」へと進化する好機にするか。 その分かれ道となる1日です。
席数に限りがございます。 より良い医療提供体制の構築に向けて、まずは下記より詳細をご確認ください。
▼セミナーの詳細・お申し込みはこちら
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/138229
今回の情報をいち早く取り入れ、 貴院のさらなる発展と、患者様の“健口=健康”の延伸に繋げていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そのほか、2026年歯科診療報酬改定についての情報はこちら
SPT・P重防統合
→現場はどう変わる?SPT廃止と新設「歯周病継続支援治療」の衝撃
ベースアップ評価料
→【院長必読】スタッフを守り、医院を伸ばすための2026年診療報酬改定「賃上げ対応」完全解説
訪問歯科
→「他人ごとじゃない」訪問歯科の注目度が急上昇【速報】管理栄養士が“最強の戦力”になる理由
医科歯科連携
◾️この記事を書いたコンサルタント

山本 喜久
関西学院大学法学部出身。新卒で船井総合研究所に入社。
大学時代から、難関校専門の塾講師として活躍。その時の経験から「人に教える」ことを最も得意とし、それを応用したカウンセリング体制の構築には定評がある。経営者に寄り添いながら、粘り強く「歯科医院経営者の夢を叶える」ことをコンサルタントとしての信条としている。
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