【院長依存からの脱却】自費で4.2億円を実現!TC育成で「売上が安定的に伸びる」経営モデルを大公開

2025年10月08日 (水)

コラムテーマ:
歯科医院経営

皆様

いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所 歯科支援部リーダーの
山本 喜久です。

本コラムをお読みいただき、心から感謝いたします。

今日お伝えしたいのは、タイトルのとおりーーーいま避けて通れない「経営モデル転換」の話と、その答えになり得る【ストック型経営】の仕組みです。遠回しな話はしません。現場で役に立つ前提で書きます。

■ 経営モデル転換の緊急性:不安定な「フロー型」から抜け出す
競争は激しく、人件費は上がり、診療報酬は動きます。読みにくい外部環境の中で、“現状維持=じわじわと衰退”になりかねない。耳の痛い表現ですが、現実です。
このコラムは、不安定な「フロー型」から抜けて、土台の強い収益構造をつくるための実務的な指針です。先に全体像を掴んで、一歩でも対応を進めてください。それだけで、時流に沿った“減らない経営”に近づきます。

なぜ「ストック型」に舵を切るのか。

国民皆保険の設計上、国は“進めたい方向に点数を付ける”。これは皆さんも肌で感じているはずです。ならば、毎回の点数に振り回されるより、「自院でコントロールできる安定収益」をどう積み上げるかが勝負どころ。
根管治療の点数はこの20年ほぼ据え置き。一方、自由診療では関係性の質がそのまま再来・紹介につながり、売上の“底力”を作ります。

もうひとつ大切なこと。
「ドクター一人の説明に依存する」属人化から、そろそろ抜けませんか。スタッフ総出で口腔健康を支える体制は、社会的責任であり、経営の生命線です。国の流れ(在宅診療→高齢者の“食べる・話す”を支える口腔機能管理→健康寿命の延伸)とも、「来院患者様を生涯の顧客にする」視点は同じ方向を向いています。

ここで誤解のないように。
「不安だからすぐ転換しましょう」という話ではありません。時流を知ることは、地域医療を続けるために医院の可能性を広げること。その結果として、安定収益がついてくる。順番はいつもこの通りです。

今回のテーマ「ストック型経営」が示すもの——
要点はひとつ、ドクター依存からの脱却と、収益の安定化です。

・ニーズの多様化と地域性に応じた提供体制が求められる中、“ドクターの診療時間=売上”モデルには限界がある。
・歯科医師の高齢化・偏在で、一人に頼る経営は持続が難しい地域が出始めている。
・だからこそ、TC(トリートメントコーディネーター)育成による機能分化で、必要な医療を安定的に提供し続けるーーーここが鍵です。

結論、この“ストック型の仕組み”を前に進めることが、これからの本丸になります。

長く続く課題も、ここで一掃しましょう。


① ドクター依存の属人化をやめる
② スタッフ間の説明バラつきをなくす
③ 診療とカウンセリングの分断を閉じる

① 成果の“現物”
ストック型をやり切った医院では、TC育成の徹底で、グループ5院売上14億円、うち自費4億2,000万円/年。「フロー」ではなく「ストック」の思想が、どれほど強い基盤を作るかの生の証拠です。

② 依存の解消=プロセスの設計
自費診療の評価軸は、患者様が納得して前に進めたかというプロセスにもあります。TCが“説明の質”を標準化し、診療とカウンセリングの分断を解消。ドクターは診療に集中、患者様は納得して決断。いい循環が回り始めます。

③ ロードマップを“実装”する
管理栄養士(RD)と同様に、TCは経営成果に直結する職種です。患者様をリピーター化する「ストック型ビジネス」の考え方と、TC育成を軸にした導線設計・評価指標まで、実装手順をロードマップで学ぶ。ここが近道です。

この数年、患者様の選び方は目に見えて変わりました。
“とりあえず説明”では動きません。「伝わった」医院から予約が埋まり、「納得できる体験」を作った医院だけが紹介で増え続ける。
次の四半期、どちら側に立つか。 決めるのは今日の一手です。

だから今回のセミナーは——
院長だけの参加は不可。必ず「院長+スタッフ(TC・受付・管理職など)」のセット参加でお願いします。
なぜなら、経営の転換は“同じ場で同じ景色を見たチーム”からしか始まらないから。セミナー中に“院内へ持ち帰る即日実装プラン”まで作り切ります。


▼ ご参加条件
参加形態:院長+スタッフのペア(または院長+複数名)
到達点:受講直後から動かせるTC導線・面談設計・評価指標の確定

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ここまでの内容は、変動の大きい環境を生き抜くための「ストック型経営」の入口にすぎません。TC育成と収益化の具体は、続報で詳しくお届けします。

このモデルをいち早く捉えて発信する動きが、
業界全体の前進につながり、来院される患者様の「安心=健口」を確かに伸ばします。
そして、貴院の経営はもっと強くなる。——そう確信しています。

【院長依存からの脱却】自費で4.2億円を実現!TC育成で「売上が安定的に伸びる」経営モデルを大公開





全ての歯科医院で導入できる基本カウンセリング強化セミナー
▼セミナー日時
11月30日(日)10:00~12:30
11月30日(日)14:00~16:30
▼このような方におすすめ
・「ドクター依存」から抜け出したいが、何をすればいいかわからない方
・分院展開を視野に入れているが、スタッフ育成に不安がある方
・「自費率が伸び悩んでいる」という課題を抱えている方
・スタッフに「カウンセリング」を任せたいが、育成方法がわからない方
・他院との「差別化」を図りたいが、明確な戦略が見つからない方

◾️この記事を書いたコンサルタント

山本 喜久

プロフィール詳細

関西学院大学法学部出身。新卒で船井総合研究所に入社。
大学時代から、難関校専門の塾講師として活躍。その時の経験から「人に教える」ことを最も得意とし、それを応用したカウンセリング体制の構築には定評がある。経営者に寄り添いながら、粘り強く「歯科医院経営者の夢を叶える」ことをコンサルタントとしての信条としている。

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