“やりたい治療”と“経営”の両立へ －成功する分院展開の極意とは－

皆様、いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所の河野でございます。
お忙しい中、こちらのメールマガジンを開封いただき、誠にありがとうございます。

突然ですが、マネジメント業務に追われるあまり、
「本当にやりたい治療に十分な時間を割けていない…」そんな状況に心当たりはありませんか？

もし当てはまるようであれば、医院経営において見過ごせない“危険信号”がすでに灯っているかもしれません。

マネジメントに時間を取られることで、治療に使える枠が徐々に圧迫され、結果として「最低限の処置をこなすだけで終わる日々」が常態化していきます。

そのまま放置すれば、「売上」や「顧客満足度」の低下にとどまらず、優秀なスタッフの離職や患者離れといった深刻な経営リスクへとつながる恐れもあります。

しかし、ご安心ください。今から行動しても、十分に間に合います。
その解決策の内の一つが分院展開になります。
適切なステップを踏み、確かな戦略のもとで分院展開を進めることで、本院の収益構造を強化しながら、分院長にマネジメントを任せて、院長ご自身は理想の診療に集中できる体制を築くことが可能になります。

分院展開前に行うべきこととは

分院を展開するにあたって、最も重要なことは、あらかじめ院内の価値観や治療方針をスタッフ全員で共有することです。
つまり、理念（PMVV）の浸透になります。

PMVVとは以下の4つの要素で構成されます。

・Purpose（パーパス）：法人の存在意義（なぜこの法人が存在するのか、どのような社会を目指すのか）
・Mission（ミッション）：使命（その社会の実現のために、自法人が果たすべき役割・提供する価値）
・Vision（ビジョン）：ありたい姿（パーパス・ミッションを追求した先に、自法人がどのような未来像にあるべきか）
・Value（バリュー）：行動指針（組織やスタッフが日々の業務や意思決定の際に立ち返る価値観・行動基準）

このPMVVは、すべての戦略の“土台”であり、マーケティング・商品設計・営業活動・人材育成など、医院経営のあらゆる施策を一貫性のあるものにするための出発点です。

逆に言えば、PMVVが明確に定まっていなかったり、スタッフに浸透していない状態で分院展開を進めても、失敗に終わるケースが非常に多く見られます。
分院ごとに判断基準や価値観がぶれてしまい、院長の負担が増大したり、組織としての統一感を欠いてしまうためです。

そこで本セミナーでは、PMVVの策定方法や、現場スタッフにどのように共有・共感してもらうかといった具体的な施策について、実際の成功事例を交えながら詳しくご紹介いたします。
理念経営を土台に、分院展開を成功させるための“第一歩”をぜひ一緒に学びましょう。

分院展開を成功させるマーケティングとは

分院展開において、もうひとつ欠かせない重要な要素が「マーケティング戦略」です。
分院開業後、初月から安定した患者数を確保できるかどうかが、経営の明暗を分けると言っても過言ではありません。
そのためには、“立ち上げ時に一気に集患する”ための仕組みを事前に用意しておくことが成功の鍵となります。

立ち上げ時に必ず押さえておきたい、取り組みは以下の事項になります。
・予約導線やSEOを意識した ホームページの設計
・分院エリアの特性に合わせた リスティング広告・SNS対策
・認知拡大を目的とする内覧会などの地域密着型プロモーション活動

これらの施策を本院の段階でテンプレート化・仕組み化しておくことで、現場スタッフへの落とし込みがスムーズに行え、人に依存しない持続可能な集患体制を築くことが可能になります。
仕組みによって運用されることで、たとえ院長が現場に立たなくてもマーケティングが“回る”状態を実現できるのです。

実際に今回ゲスト講師の医院様では、こうした集患戦略の仕組み化を徹底して実践した結果、開業初月には新規患者230名、2ヶ月目でも130名以上の新規患者を安定的に集患することに成功されています。

本セミナーでは、分院を開業してわずか2年で年商2.5億円を達成した医療法人 凌和会 理事長 菅 良宜氏をゲスト講師としてお呼びし、「分院展開前に行うべきこと」や「失敗しない分院展開の方法」を徹底解説いたします。

分院展開で“集患に失敗しない”ための実践的な戦略を、ぜひこの機会に学んでください。

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■開催概要
・6/15(日)10:00~12:30@船井総合研究所大阪本社
・7/20(日)10:00~12:30/14:30~17:00@船井総合研究所東京本社”

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