【歯科医院経営者の皆様へ】激変する時代を勝ち抜く鍵は「パーパス経営」にあり!
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皆さま、こんにちは。
株式会社船井総合研究所の川本です。
いつもメールマガジンをお読みいただき、誠にありがとうございます。
皆さまも感じられている通り、歯科業界は今、かつてないほどの変化と競争の中にあります。
技術の進化、患者様のニーズの多様化、そして採用難など、様々な要因が複雑に絡み合い、従来のやり方だけでは立ち行かなくなりつつあると感じている経営者の方も少なくないでしょう。
このような激しい環境変化の中、「選ばれる企業」、そして「持続的に成長し続ける組織」となるためには、一体何が必要なのでしょうか?
目先の戦略や戦闘論も重要ですが、それ以上に、もっと根幹にある「何か」が求められているのではないでしょうか。
今回、このメルマガでは、その「何か」として注目されている「パーパス経営」に焦点を当ててお話しいたします。
そもそもパーパスとは何なのか、なぜ今、歯科医院にパーパス経営が求められているのか、そしてそれをどのように実際の経営や診療に落とし込んでいけば良いのか。
激変する時代を勝ち抜き、揺るぎない経営基盤を築くためのヒントが、この「パーパス経営」にあると私たちは確信しています。
ぜひ最後までお読みいただき、貴院の今後の経営にお役立ていただければ幸いです。
なぜ今、パーパス経営が歯科医院に求められるのか?
激しい環境変化の中、「選ばれる企業」になるためには、パーパス経営が不可欠です。
それはパーパス経営を実践している企業は、時代の変化に合わせてあり方や事業を変えることができ、目標達成の確度が高いという特徴があります。
一方で、パーパス経営ができない企業は、経営理念を唱えるだけで実践できていなかったり、環境変化に対応できなかったり、短期的な視点での意思決定になりがちです。
パーパスは、事業をどう成長させるかという戦い方(戦略)ではなく、そもそも何のために事業を営むのかという原点であり、普遍的な価値観です。
経営計画は時代と共に変わるものですが、パーパスは原則として変わりません。戦略やビジョンが時間軸で変化するのに対し、パーパスは不変です。この「変わらない軸」を持つことが、不安定な時代における経営の土台となります。
ここまでお読みいただき、ぴんとこない先生は、
「歯科医院という区切りを超えて、企業として存在する意義は何なのか?」という視点から考えてみてください。
ここである医院様のパーパスをご紹介できればと思います。
パーパス:「食べる」を通じて笑顔を届ける
ミッション:「ゆりかごから老後まで」全ての年代の人に最高の医療を提供する
という目標を掲げています。
このように組織の存在意義であるパーパスを明確にし、それを経営の軸とすることが、持続的な成長と環境変化への適応に繋がると考えられます。
医療法人桜青会のパーパス経営を体現している2つの診療システムとは
先ほどご紹介した、ある医院とは、青森県にて開業されている医療法人桜青会様です。
パーパス:「食べる」を通じて笑顔を届ける
ミッション:「ゆりかごから老後まで」全ての年代の人に最高の医療を提供する
上記のパーパスとミッションを経営の根幹に据え、それを日々の診療システムや取り組みに落とし込んでいます。
【パーパスを診療システムに落とし込むとは…?】
それは、「本気の予防」と「本気の治療」を両立させる取り組みです。
<①「本気の予防」を診療システムに落とし込む>
患者様にとって、お口の健康は単に「痛いから治す」だけでなく、生涯にわたる健康を支える基盤です。医療法人桜青会様では、パーパスに基づき、単に悪くなった部分を治療するだけでなく、将来を見据えた「本気の予防」に注力しています。それが「スクール型メンテナンス」です。
スクール型メンテナンスは、お子様が楽しみながら予防習慣を身につけられるように設計されており、これはまさに「ゆりかごから老後まで」というミッションを体現する取り組みと言えます。
<②「本気の治療」を診療システムに落とし込む>
歯科ドック**を通じて精密な診査・診断をもとに口腔内のリスクを詳細に把握し、それに基づいた治療計画を提案する「歯科ドッグ」をすべての患者様にがご案内する診療体制が確立されています。その数は年間240件にも及んでいます。
これまでのご説明の通り、「本気の予防」×「本気の治療」の診療システムを通じて、人口17,000人の町で、年間約27,771人の患者様を診察し、年間約10,045人のメンテナンスを実施しています。
ここまで多くの患者様に支持されているのは、単なる治療技術だけでなく、組織のパーパスに基づいた一貫性のある、患者様に寄り添う医療を提供しているからに他なりません。
ここまでお読みいただき、パーパス経営がいかに今後重要となるか、お分かりいただけましたでしょうか。
最後までお読みいただいた先生に特別なご案内です。
この度、先ほどご紹介させていただいた医療法人桜青会様にて、視察セミナーを開催することが決定致しました!
本視察セミナーでは、医療法人桜青会が、いかにパーパス経営を実践し、具体的な診療システムとして体現しているのか、その現場を直接ご覧いただけます。
二度とないこの機会にて、激変する歯科業界で勝ち残るための経営のヒントを掴んでいただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
歯科)パーパスを体現した”診療”と”経営”に触れる視察ツアー

人口1万7千人の町で実践する”本気の”パーパス経営の全て
開催日時 7月6日(日)
※現地視察セミナーであるため、受入人数に限りがございます。
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◾️この記事を書いたコンサルタント

川本 葵
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