【有料級】業績10億を突破した歯科医療法人様は、いつ何をされてきたのか?
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皆様
いつもお世話になっております。
船井総合研究所、歯科ユニットマネージャーの
伊藤崇でございます。
お忙しいところ、こちらのコラムをご開封いただき、
いつもありがとうございます。
今回は、“何度も読み返したい”有料級の内容を執筆しました。
そう、表題の通り、
・10億法人様は、いつの時期に、何に注力して、どのように成長されたか
です。
モデルとして、京都府にある「あゆみ歯科クリニック様」を挙げて解説します。
貴院の成長において、それぞれの現在地と抱えていらっしゃる課題と照らし合わせていただき、ご参考になれば幸いです。
目の前の課題を解決していく“フォアキャスト経営”もさることながら、
3年後の貴院の理想から逆算する“バックキャスト経営”をMIXしていただくことで、
今後立ちはだかる壁を先に知り対処することができます。
ロールプレイングゲームの“攻略本”が手元にある状態のように、
歯科医院経営が出来るとしたら?
全く違う未来になると思いませんか?
昨年度までに、
累計クライアント様数は1,296医院、
累計コンサル回数は40,075回に及び、
歯科医院経営の因数分解に成功した船井総研の歯科ユニットが、
全勢力で下記をおまとめしました。
貴院の拡大 / 強化と共に、より地域に貢献される歯科医院様として選ばれる一助になれますと幸いです。
では、ご準備はよろしいでしょうか?
3億、5億(2パターン)、10億(3パターン)に厳選して、
それぞれのターニングポイントを下記におまとめしましたので、
貴院の現在地まで読み飛ばしてお目通しください。
「3億の壁」(家業フェーズ)
■課題
・法人利益、理事長報酬が高くなり、拡大する必要性に疑問を抱き拡大するべきか悩む
・都心部であればスペースが足りなくなり、移転か分院展開か悩む
・患者数がこれ以上増やせなくなり、かつ自費診療科目も限られていて生産性も上げられなくなる
・理事長だけがマネージメント業務を行っている
・人が増えて細かな管理が行き届かない
・経営や教育体制に力を入れていきたいが、歯科医師業から離れられず注力できない
・勤務医の採用が必要になってくる
・経営リスクが大きい
→院長の経営に対する熱量で売上が大きく変わる
→院長が診療する数によって売上が大きく変わる
・スタッフに必要な知識が深すぎる
■アクション
・経営者以外が拡大が必須であることを理解する教育(経営方針発表会)
・生産性アップ→増床→増築→移転or分院展開
・自費診療科目を増やす(不得意分野、未経験分野含めて)
・採用強化(補充採用だけでなく、新卒の計画採用)
・チーフ育成(職種別組織)
・院長以外に診療できる歯科医師を作る
・スタッフの知識・接遇力を上げる
・院外マーケティングの強化
「5億の壁」(事業フェーズ)
※成長ロードマップ(法人様のカラー)で課題とアクションは異なる
パターン1:超地域一番歯科医院:診療科目の「総合化」
■課題
・法人利益、理事長報酬が高くなり、拡大する必要性に疑問を抱き拡大するべきか悩む
・スペースが足りなくなり、分院展開してまで拡大するか悩む
・患者数がこれ以上増やせなくなり、かつ自費診療科目も限られていて生産性も上げられなくなる
・組織が大きくなり、トップだけでマネジメントが回らなくなる
・経営理念や方向性の理解の深度がスタッフにレベルにより、バラつきが出始める
・各職種のキャリアプランを提示できずに、辞めて欲しくない人が退職する
・勤務医の採用が必要になってくる
・教育体制は着手できるようになったものの既存スタッフ比率の方が高く、作るメリットが少なかったり、結局OJTがメインでマニュアルと現場に乖離がある
・従業員数が多くなったことで、感覚で差をつければ評価が不透明になり、年次で同じ評価にすれば不公平さが生まれる
■アクション
・経営者以外が拡大が必須であることを理解する教育(経営方針発表会)
・増床→増築→移転or分院展開
・自費診療科目を増やす(不得意分野、未経験分野含めて)
・幹部育成(職種別組織・分院別組織)
・中期経営計画の策定
・評価制度の構築(賞与)
・事務スタッフの採用・育成
・採用・教育体制の構築
・拡大が必須であることを理解する
・増床→増築→移転or分院展開
・自費診療科目を増やす(不得意分野、未経験分野含めて)
・幹部育成(職種別組織)
・採用・教育の強化
パターン2:県内一番歯科医院:唯一無二のブランドを持つ「独創化」
■課題
・法人利益、理事長報酬が高くなり、拡大する必要性に疑問を抱き拡大するべきか悩む
・スペースが足りなくなり、分院展開してまで拡大するか悩む
・患者数がこれ以上増やせなくなり、かつ自費診療科目も限られていて生産性も上げられなくなる
・組織が大きくなり、トップだけでマネジメントが回らなくなる
・経営理念や方向性の理解の深度がスタッフにレベルにより、バラつきが出始める
・各職種のキャリアプランを提示できずに、辞めて欲しくない人が退職する
・勤務医の採用が必要になってくる
・教育体制は着手できるようになったものの既存スタッフ比率の方が高く、作るメリットが少なかったり、結局OJTがメインでマニュアルと現場に乖離がある
・新しいビジネスモデルであるため実現しない可能性がある
・新しいビジネスモデルのため教育方法が定まっておらず、スタッフ教育に時間がかかる
・従業員数が多くなったことで、感覚で差をつければ評価が不透明になり、年次で同じ評価にすれば不公平さが生まれる
■アクション
・経営者以外が拡大が必須であることを理解する教育(経営方針発表会)
・増床→増築→移転or分院展開
・自費診療科目を増やす(不得意分野、未経験分野含めて)
・幹部育成(職種別組織・分院別組織)
・評価制度の構築(賞与)
・MVVの策定
・中期経営計画の策定
・臨床知識・スキルの強化
・チャレンジ投資(ビジネスモデル化)
・事務スタッフの採用・育成
・採用・教育体制の構築
「10億の壁」(企業フェーズ)
※成長ロードマップ(法人様のカラー)で課題とアクションは異なる
パターン1:大手歯科医院(単院拡大型-予防型)
■課題
・オートパイロットモードかつ超高利益となり次の目標が見つからない
・組織が大きくなり、トップだけでマネジメント、採用が回らなくなる
・経営理念や方向性の理解の深度がスタッフにレベルにより、バラつきが出始める
・継続的なチェア増床が必要となりスペースの限界がくるか、増床増築のペースが速い
・歯科医師採用が難しい(必要な広さから考えるとローカルエリアにある場合が多い)
・歯科助手採用が難しい(必要な広さから考えるとローカルエリアにある場合が多い)
・集患が難しい(地域人口に対してチェア台数が過剰になるため)
・従業員数が多くなるため、評価の不透明さ、平等の不公平さが露になる
・各職種のキャリアプランを提示できずに、辞めて欲しくない人が退職する
■アクション
・集患(地域人口に対してチェア台数が過剰になるため)
・分院展開(採用フラッグシップ)
・PMVVの策定
・中期経営計画(3年)・中長期経営計画(5年以上)
・評価制度の構築(賞与・給与)
・幹部育成(職種別組織・事業部別組織)
・事務スタッフの採用・育成
・バックオフィスの構築(人事、総務、経理)
・DX投資、デジタル投資
パターン2:大手歯科医院(単院拡大型-自費強化型)
■課題
・多くの場合はWebマーケティングの集患が肝となるため、広告の成果如何によって売上が上下する(Googleリスク)
・歯科医師の臨床レベル、TCのカウンセリングレベルが売上の肝となるため、歯科医師・TCの教育難易度が高い
・歯科医師、TCの離職が売上に大きな影響を与える
・組織が大きくなり、トップだけでマネジメントが回らなくなる
・スペースが足りなくなり、分院展開してまで拡大するか悩む
・経営理念や方向性の理解の深度がスタッフにレベルにより、バラつきが出始める
・従業員数が多くなるため、評価の不透明さ、平等の不公平さが露になる
■アクション
・Webマーケティング・デジタルマーケティングの強化
・採用・教育の強化
・PMVVの策定
・中期経営計画(3年)・中長期経営計画(5年以上)
・評価制度の構築(賞与・給与)
・幹部育成(職種別組織・事業部別組織)
・事務スタッフの採用・育成
・バックオフィスの構築(人事、総務、経理)
・分院展開(スペース拡張)
・DX投資、デジタル投資
パターン3:大手歯科医院(本院拡大・分院展開型)
■課題
・展開、拡大パターンが決まってきてしまい、経営に対する飽きが発生する
・組織が大きくなり、トップだけでマネジメントが回らなくなる
・各分院長が各院を統率するパターンと、本部(または本院)の幹部が各院を統率するパターンがある
・フラッグシップの本院長の選定が難しい
・各分院のサイズは法人の仕組み化レベルによる
・必要な管理者(歯科医師)が多い
・歯科医師の離職が売上に大きな影響を与える
・経営理念や方向性の理解の深度がスタッフにレベルにより、バラつきが出始める
・従業員数が多くなるため、評価の不透明さ、平等の不公平さが露になる
■アクション
・仕組み化(臨床、診療フロー、カウンセリング、教育など)
・分院展開のパターン化(ドミナント戦略・同一コンセプト)
・PMVVの策定
・中期経営計画(3年)・中長期経営計画(5年以上)
・評価制度の構築(賞与・給与)
・幹部育成(分院別組織・事業部別組織)
・事務スタッフの採用・育成
・バックオフィスの構築(人事、総務、経理、分院展開)
・DX投資、デジタル投資
貴院の現在地から課題の認識、ご検討中のアクションプランとの比較はいかがでしょうか?
ここでご注意ください。
読んで満足してゴールではありません、これをどう落とし込むか?です。
そこで、前途の教育を網羅した歯科医療法人システムを整備し、
新卒4年目Drが分院長で1億円Drを目指せるほど活躍できる仕組みを大公開します。
ゲストは、あの「あゆみ歯科クリニック」様(京都府ご開業)の福原理事長でございます。
実際に前途のロードマップを緻密に仕組み化され、
「大手歯科医院(本院拡大・分院展開型)」で10億突破を果たし、
その躍進は更に加速されていらっしゃいます。
繰り返しになりますが、
ロールプレイングゲームの“攻略本”が手元にある状態のように、
歯科医院経営が出来るとしたら?
全く違う未来になると思いませんか?
■歯科医院の未来戦略セミナー
~分院展開で描く成長シナリオ~
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/123767
■開催日時
2025年3月2日(日曜)
・午前の部 10:00~12:30
・午後の部 14:30~17:00
■場所
船井総合研究所東京本社(東京ミッドタウン八重洲35階)
最後までお読みいただき、
誠にありがとうございます。
この度の“パーフェクトな仕組み化”という新しいセミナー企画から、
今後ますますの業界発展ならびに、
ご来院いただく患者様の“健口=健康”を延伸し、
より強い日本の創造に寄与できればと存じます。
宜しくお願い申し上げます。
歯科医院の未来戦略セミナー
~分院展開で描く成長シナリオ~
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【開催日時】
2025/03/02(日)10:00~12:30 @船井総研東京本社
2025/03/02(日)14:30~17:00 @船井総研東京本社
◾️この記事を書いたコンサルタント
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伊藤 崇
大手歯科メーカーでの営業、レセプトコンピューターメーカーでのマーケティング責任者を経て、
船井総合研究所へ入社。
長年の豊富な現場経験と、大学院で学んだ経営学修士の知識から、集患・定着・単価アップのノウハウを提供するだけでなく、組織マネジメントからノウハウ定着までのご支援を行う。
訪問歯科拡大と外来強化だけでなく、経営者と従業員との人間関係を円滑にすることで全体最適化を図り、経営者のビジョンと理念経営を叶えるコンサルタント。
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