【先生、もう限界では?】 院長だけが頑張る医院から脱却する方法

2025年02月06日 (木)

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先生、いつもお世話になっております。

船井総研の佐藤大輝です。
お忙しい中、本メルマガをご覧いただきありがとうございます。

近年、歯科医院経営はこれまでにないほどの課題に直面しています。
「とにかく患者さんを増やせば安定する」そんな時代は終わり、「組織としての成長」 が求められるようになりました。

そんな中、院長先生はこんなお悩みを抱えていませんか?

✅ 「結局、自分がすべての業務を見ないと医院が回らない…」
✅ 「スタッフに仕事を任せても、なかなか自主的に取り組んでくれない…」
✅ 「スタッフがすぐに辞めてしまい、採用と育成が追いつかない…
✅ 「経営の負担が減らず、毎日夜遅くに帰宅する日々が続いている…」

このままでは、院長の負担が増すばかり で、医院の成長が止まってしまうかもしれません。
しかし、院長がすべてを抱え込む経営スタイルを見直すことで、医院の成長と経営の安定を同時に実現 することが可能です。

人口減少・採用難・退職代行…医院経営に迫る「3つの危機」

1. 人口減少による「採用難」

近年、日本全体で労働人口が減少し、歯科衛生士の有効求人倍率は23.3倍にまで上昇 しています。
その影響で、「応募が来ない」「優秀な人材が確保できない」といったご相談が弊社にも急増しています。
また、給与の引き上げや勤務時間の短縮を検討せざるを得ない医院も増えており、採用競争が激化 しています。

2. 求職者との「ミスマッチ」が増加
ようやく採用できても、「思っていた職場と違う」と感じたスタッフが退職代行サービスを利用し、短期間で退職するケースが増えています。
その結果、
❌ 人材の定着率が低い
❌ スタッフの育成が進まない
❌ 院長の負担が増え続ける

という悪循環が生じています。

3. 院長だけが動く「属人化経営」のリスク
そして最も多いのが、院長がすべてを抱え込み、組織として機能していない状態 です。
例えば、スタッフには在庫管理や院長の伝達係といった雑務しか任せられず、結局、「自分がやるしかない」と考え、院長がすべての業務をこなしてしまうケースです。

この状態が続くと…
院長が疲弊し、経営の方向性を考える余裕がなくなる
幹部が育たず、いつまでも院長の負担が減らない
スタッフに将来のビジョンがなくなり、離職率が上昇する

院長先生、このまま「院長が頑張るだけの経営」を続けますか?
それとも、「幹部に任せる組織」を作り、医院を成長させますか?

幹部を活躍させ、医院を成長させる3つのステップ

1. 「経営課題を可視化」し、幹部と共有する

幹部が育たない医院の多くは、そもそも 「医院経営がどのように成り立っているのか?」 を理解していません。
その要因は、院長だけが経営の数字を把握し、幹部は「日々の診療業務をこなすだけ」 の状態が続いているからです。
結果として、幹部は指示待ちの姿勢になり、院長がすべての業務を把握・管理する負のスパイラル に陥ります。

✅ 成功医院の共通点:「幹部と経営数値を共有する仕組み」がある
1️⃣ 月次経営ミーティングの実施
→ 毎月1回、幹部を交えて 売上・利益・患者数・リピート率・コスト などを分析し、目標と課題を共有する。

(クライアント医院様の事例)
・以前は院長だけが売上を管理し、幹部は数値やその対策を知らないまま業務をこなしていた
・院長は日々、数字の改善策の検討に時間を掛けるものの売上は減少傾向…
・周りの力も借りることを決心し、毎月のミーティングで『今月の売上とコスト』を幹部と共有する仕組みを導入
・幹部が「どうすれば売上が増えるか?」を主体的に考えるようになり、改善策の発案や行動のレベルが飛躍的に上がり、売上が7か月連続で前年超えを達成!

このように、経営数字を幹部と共有し、「医院の経営状態を幹部が理解する」ことが、責任感を持たせる第一歩 となります。

2. 「院長の仕事」と「幹部の仕事」を明確に分ける

役割分担が明確でないと…

❌ 幹部:「どこまで任せていいかわからない」 → 院長の指示待ちになる
❌ 院長:「幹部が主体的に動かない…」 → 結局、自分が動いてしまう

✅ 成功医院の共通点:「幹部に数値目標を与える」

【幹部に設定すべき目標例】
・リコール率80%以上維持(患者定着のKPI)
・スタッフの定着率90%以上(人材管理のKPI)
・月間売上目標:500万円達成(経営目標)
このように、「幹部に責任を持たせる仕組み」を作ることで、院長がすべてを管理する負担が軽減されます。

3. 「幹部の教育プログラム」を導入する

幹部に経営視点を持たせ、責任を持って業務を任せられるようにするためには、体系的な学びの場が必要 です。
しかし、多くの医院では「現場経験が増えれば自然に成長するだろう」と考えがちです。

そこでオススメしたいのが、「THE幹部研修 “速効”活躍コース」の活用です。
本研修は、毎年船井総研が開催する歯科医院の幹部スタッフ向けの研修です。
1️⃣ 「THE幹部研修 “速効”活躍コース」で学べること・特徴
医院経営の基礎知識(診療報酬、業界動向、利益構造の理解)
スタッフマネジメント(採用・教育・定着率向上の仕組み)
医院の売上向上施策(集患、リピート率UP、自費の強化)
他院の診療見学(参加者同士が相互に見学を行い自院の弱点が分かります)
行動計画の作成(研修での学びをいつ/誰が/何を/どれくらい実施するか整理して明日から行動可能に)

2️⃣ 受講後の医院事例
📌 行動計画に沿って幹部スタッフが取り組んでくれて、医院業績が115%増加!
📌 研修を受けた幹部がスタッフ育成を担当するようになり、院長の業務負担が月15時間削減!
📌 ずっと取り組めなかった患者の治療・メンテナンスでの離脱防止ができて、前年から平均100名患者数増加!

院長が「自分の仕事」に集中できる環境を作るために、体系的な学びの場が必要です。
院長先生、今のまま頑張り続けますか?それとも、「幹部が活躍する医院」に変革しますか?

「THE幹部研修 “速効”活躍コース」 で即戦力幹部を育成!


この研修では、院長の負担を減らし、幹部が即戦力として動けるようになるための実践ノウハウを学びます。(オンライン含む全5回)

初回:2025/03/18 (火) 10:00~17:30

◾️この記事を書いたコンサルタント

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