【成長歯科医院の共通項】自院の状況、適切に把握できていますか?【数値集計のチカラ】

2024年09月03日 (火)

コラムテーマ:
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いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所 歯科コンサルティングユニット
板谷賢太でございます。
お忙しいところ、こちらのメールマガジンをご開封いただき、誠にありがとうございます。

表題の通り本メールマガジンでは、
歯科医院を経営するうえで、避けては通れない
「数値集計」の効力についてご案内します。

売上規模1億円前後~2.5億円、さらにそこから業績アップを
狙っている
「これから医療法人化を考えている」
「医療法人化したが、業績の伸ばし方、戦略・戦術論が分からない」
という方には是非最後までお読みいただきたいです。

【数値集計の重要性】

突然ですが皆さまは、自院の経営数値をどこまで把握されていらっしゃいますでしょうか?
数値集計やKPIと聞くと、
・日々の診療に注力しているため、経営の観点、いわゆる第二領域に割く時間が少ない
・本当は業績や患者数だけでなく細かく数値集計したいけれど、何の項目を取ればいいか分からない、集計の方法がわからない

というイメージをお持ちの方も少なくないかと存じます。

また、
「数値を集計するようにスタッフにお願いしたけれど、気づいたら集計されなくなっていた・・・」
というお悩みも、よくご相談頂きます。

結論として、
・自院の売上や患者数という数値を把握することは大前提
・自費主訴の相談数や検査移行率、成約率まで取得

することが今後の歯科医院経営には重要どころか必須となってきます。

【なぜ数値を集計するのか】

なぜ数値を集計するのか、それは、医業収益の二極化の進む歯科業界において、これからも生き残り、成長していくためです。

歯科医院はかつて、花形の業界だったかと思います。
実際に、厚生労働省の“医療施設(動態)調査 全国編”によると、2019年の歯科医院数は68500件で過去最高数となり、日本全国の歯科医院数は2019年までは
開業数 > 廃業数
となっており、純増してきていました。

しかし、2020年以降は
廃業数 > 開業数
となり、2019年~2022年においては、毎年医院数が減少、市場のライフサイクルにおいて歯科業界は、停滞期~衰退期に入っている、と考えられます。

2019年~2022年と言えば、コロナ禍真っ只中でした。広い視点で見ますと経営の世界では
「コロナは市場を5年早く成熟させた」と言われます。
つまり、
「コロナがあったから廃業せざるを得なかった」のではなく、
「コロナをきっかけに、いずれ行う廃業を早めた人が多かった」

とも言い換えられます。
現状維持をされていた中小企業が急激に倒産せざるを得ない状況になったのは、そのためです。

これをお読みの先生の中にも
・ちょうどその時期に経営が苦しくなって廃業を考えた
・法人を延命するためにコロナ融資を受けた
という先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

以上より、歯科業界は市場が成熟していると言えますが、成熟している歯科業界においてこれからは、
「開業し、毎日診療していれば儲かる」わけではなく、
「戦略を立てて儲ける」体制、つまり強い法人体を作っていかなければなりません。

“厚生労働省 医療施設(動態)調査 全国編”によれば、個人事業の歯科医院数は2013年をピークに2021年まで毎年減少、反対に、医療法人の歯科医院は2021年まで純増しています。
さらに、“厚生労働省 第23回医療経済実態調査(医療機関等調査)”によると、
個人経営の医院と法人経営の医院の医業収益の差は年々開いていっています。

以上をまとめますと、歯科業界では
「個人経営と法人経営の二極化」が進み、
「強い経営力を持って、戦略を立てて儲ける」ことができる医院だけが、これからの時代に生き残っていける、と言えます。

数値集計を行っていない医院では、
・自院の状況が把握できないから戦略の立てようがない
・マーケティング精度が低く、必要以上に広告に投資してしまっている
・そもそも患者様が自院を選んでくださる理由、自院の強みってなんだっけ・・・?

という状況に陥ります。

以上より、これからの歯科医院経営においては数値集計が重要を超え必須となる、と言えます。

【何の数値をどのように取ればいいのか?】

本メルマガ・コラムでは二極化する歯科業界において
・自院の売上や患者数という数値を把握することは大前提
・自費主訴の相談数や検査移行率、成約率まで取得

することが必須であることをご紹介しました。

しかし、メルマガでは情報量の制限から詳細な方法論、
・具体的にどのような数値を計測すればいいのか?
・集計した数値はどのように分析すればいいのか?
・日々の診療の中で誰が、いつ、何を使って、どのように数値を取得すればいいのか?

といった具体的な部分をご案内することができませんでした。

そのため、本メルマガの内容をさらに詳しく知りたい方に向け、
オンライン版
【勤務医とDHが皆こぞって活躍できる拡大医院創りセミナー】
をご案内させて頂きます。

■オンライン開催)勤務医とDHが皆こぞって活躍できる拡大医院創りセミナー


本セミナーでは、
・歯科医院経営において、何の数値を集計し、どのように医院経営に落とし込むのか
・集計した数値から、どのように医院戦略を練るのか
・勤務医、DHが活躍し、医院全体で協力して医院を拡大していくために何が必要なのか
をご案内させて頂きます。

売上規模1億円前後~2.5億円、さらにそこから業績アップを狙っている
「これから医療法人化を考えている」、
「医療法人化したが、業績の伸ばし方、戦略・戦術論が分からない」、
という先生は是非ご参加ください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
今後ますますの業界発展ならびに、ご来院いただく患者様の“健口=健康”を延伸し、より強い日本の創造に寄与できればと存じます。
宜しくお願い申し上げます。

◾️この記事を書いたコンサルタント

板谷 賢太

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