開業して3か月経過までに注意すること
開業して3か月経過までに注意すること
皆さま、こんにちは。
総合研究所youtube支援本部でございます。
今回はですね、開業して3か月経過までに経営者が意識すべきこと、注意すべきことということで、開業をテーマにお話をしていきたいと思っています。
【はじめに】
このyoutubeチャンネルでも何本かですね、開業についてのテーマを扱わせていただいてるんですけども、結構ですね、このyoutube内において開業のテーマっていうのは見ていただいている数が多くてニーズがあるんだなということを感じております。開業を目指されていたりとか、開業をして間もない方に関して動画を提供できればなと思っていますので開業して3ヶ月という世界がどういったものなのか、そしてそこまでに何をしなきゃいけないのかということでお話していきたいと思います。
【開業までにすべきこと】
まず、最初の3ヶ月、開業日があってからこの3ヶ月間ぐらいまでは、まず我々としては型を作ることが何よりも重要であるというように考えておりますし、先生方にもそのようにお伝えをしております。
これは当然と言えば当然かもしれないんですけれども、この点をあまり意識が別のところに行ってしまうといろんな良くない事が発生するということも我々自身コンサルタントとして感じていましてその辺をこの動画でご説明したいと思っております。
【作るべき3つの型】
一つ目は診療の型ということですね。これは見ていただいての通り、開業いう形で今までどこかで勤務されていて、その方が長年どこかで培われてきた歯科医療、歯科治療ですね、今までやってきたんだけども開業となるとまた話は別なのかなと思っていまして、そこからですね、一から作り上げていく、そして後にもでてきますけれども、歯科助手さんや衛生士さんとチーム医療ではないんですけれどもどういう連携を図っていくのかというような型だったりとか器具等々の準備というのも必要でしょうし。
次に二つ目としてはいわゆる経営の型ということで、今までの勤務医時代はどちらかというと給料もらってその分働くというような形だったかと思うんですけれども、いわゆる経営者ということで経営者の卵になっていくわけですよね。
そして今までは経験がない、こんなにお金がいるんだとか、借入ってどのぐらいするべきなんだとか、どういう返済になるんだとか、コストってどうやって管理していけばいいんだとか、そもそも売上ってどうやって上がるの、いうようなそういった新しい体験であったりとか感じかたをされるのがこの3ヶ月の中かなと思っておりますので、いわゆるこの部分での型というところをきちっと学んでいただいていく必要があるなと思っております。
三つ目に、スタッフコミュニケーションの型ということで、一つ目と二つ目は分かりやすいかと思うんですけれども、三つ目というところでつまずかれる先生方が多いというのも我々の目線からすると実感視としてお伝えしたいことでございます。いわゆる理念であったりと夢を持って開業されたんだけれどもなかなかついてこれないということもあって、中にはスタッフさんがある日行ったら0人でしたのもよくいろんな先生方のコロナ渦の経験を聞いていくとよくある出来事の1つかなと思っております。このあたりを最初のうちからスムーズにストレスなくやっていくことができれば、不要な時間というか、もちろん大事な経験があるのかもしれませんが、それも経験しなくても良い事の1つかもしれませんので、そういった面をこの動画で伝えていきたいというふうに思っております。
診療の型に関してはこの動画では細かく説明はしませんし、当然の事かと思うので、器具であったり機材の位置だったり導線ってどうなんだろうとかそもそも足りているのか足りてないのかと言うところの確認と言うのは多分この3ヶ月位で一気に整えていく必要があるんではないかなと思っています。その一方でもちろん買う買わないという事はお金がかかることなので、開業初期の段階である程度整えておく物と後々出ていく物と差があると思うんです。CTを最初から入れるのかとか、ちょっと高額ですけれどiTero、光学スキャナーみたいなものを最初から入れるのか否かよく議論を思うんですけれどもそういった面でいわゆる導線上で問題があるか、過不足がないのかどうか、日々の診療の中でやらなきゃいけないことがうまくいかない、そういったものがないかどうかというは上の2つで捉えていただくべきかと、思っております。
そして算定要件に関しても今一度この3ヶ月で型を決めていくのが必要なんだろうと思っています。意外と今まで勤務医の時代と開業してから違うということをよく聞くんです。やはりそこまでに差があるのは今まで勤務されていた医院で培われてきた知識とか考え方とかそれを取り巻くサポートしてくれる助手さんとか先生、理事長そういった方がいらっしゃって成り立っていたと言う部分なんですけれども、そういった細かい算定要件とかルールみたいなところが意外と足りてなかったなと思われる方もいらっしゃると聞きますので、このあたりも今一度考えていただく必要があるということです。
経営の型ということで、経営者というのは特殊なわけです。世の中一般的に言うと経営者の比率は非常に少ないですし、なかなかやりたくてやれる職業では無いので、あまり経験をするということができないですし、これまでも当然ですけれどあるわけないですね。その中でいろいろな出来事が起こったり、お金の出入りキャッシュフロー、そういった面が初めての体験ばかりだと思うんですね。会計士さんとか税理士さんというパートナーもいらっしゃると思いますけれども、そこであれこれ教えてもらうんですけれども、あまりイマイチ、ピンとこないと思うんですけれども多々あると思うんですよね。この場では充分経営を語ろうとすると何時間も語れてしまうんですけれど、とりあえず新規開業の初年度の肝と言うのは「新規患者数」「新患数」が とにかく肝であるとわれわれは考えています。とにかく新患数にだけフォーカスを当てて運営できるか否かが最初の第一フェーズを突破できる重要なファクターになると思います。よく我々がお手伝いをさせていただくクリニックさんの目標数値であったりとか実際の事例としてスタートダッシュが決まったなというのは初月が新患数100人から150人位のスタートダッシュが切れればまずいい塩梅でこの後も動いていくんじゃないかなぁと思っています。もちろんそれよりも少ないというケースもありますけれども、基本的にはこういった数に最初の数ヶ月は目指していくために施策として内覧会をしたりとかWEB対策を徹底していったりとか、当然というようにやっているべきだと思っております。新患こそ経営の血液というか重要なものでございますので、とにかくこの動画を見ていただいて開業を目指している方でもそうですし、開業間近である方に関してもこの部分は遅くないと思うのでぜひ考えていただきたいなと思っています。
3番目、これはもしかしたら開業してからこの動画を見ていただいた方にはすごく刺さるかもしれないんですけれども、経営者さんと言うのは開業して、開業するまでがやはり夢があって開業したわけですので理想で夢一杯と思います、最初の3ヶ月なんていうのは特にそうかと思います。スタッフさんはどちらかというとそんな話ではなくて、業務をこなす覚えることに一杯一杯でこの差が後に大きなトラブルを生むケースがあります。どうしてもどの経営者さんも一緒だと思うんですね。スタートの時点でこんなことをやりたいんだ、こんなことを実現したいんだみたいなことを大事なんですね。なければ開業する必要ないんですけれども、それと実際スタッフさんとのコミュニケーションとかを求める事と言うのは差がある事を認識していただく方が良いと思います。「これなんでできないんだろうな」「なんでやらないんだろうな」「開業時だよ、こんなお金のない時間になんでそんなことするの」みたいと言うのはごまんと出てくるのですけれども、スタッフさんはスタッフさんで当たり前なんですけれども新しい場所で新規一転やっていっているわけなのでほんとに業務をこなす事覚える事で一杯いっぱいなわけですよね。ですのでその部分を理解しつつしっかりと教育ではないですけれども自分の考え方を少しずつ浸透していくとかうまく伝えていく努力が経営者さんには必要になってくると思います。なので決してなんでできないんだとか言うような発言は避けていただいた方が良いでしょうし自分の出したい方向を一方的に伝えるのではなくて浸透させていくと言うためにどういったやり方があるのか考えていただく必要があると言うふうに思っています。
【おわりに】
今回は開業して3ヶ月経過までに意識すべきこと注意すべき事と言うことでお話しさせていただきました。
船井総研では年に数10件以上新規開業というところを対応させていただいておりましてその中でもうまくいくうまくいかないあるわけですけれども、そういったノウハウというところをかなり蓄積されてきていると思いますので、ぜひご相談があったりとかご用命いただければなと思っております。
また情報発信も日々やっております。特にこういったLINEアカウントと言うのは身近に情報が送られる機会だと思っておりまして準備していますので、ぜひ概要欄の方からご登録をお願いいたします。またこのYouTubeでチャンネル登録もぜひよろしくお願いいたします。
ではご視聴のほどありがとうございました