訪問歯科の始め方!依頼受付で活用したい運用書類!
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訪問歯科の始め方:依頼受付と運用書類
皆様、こんにちは!
株式会社船井総合研究所の奥田晋平でございます。
さて、表題の通り、「訪問歯科の始め方」についてご案内いたします。
今回は、依頼受付と運用書類について解説してまいります。
訪問診療の依頼時は、確認しなければならない事が多く、外来受付と並行して対応するには、時間も取れず対応も大変!という声もよく聞かれます。
更に、日程調整となると数回は依頼者とやり取りをしなければならず、相応の時間を割かなければなりません。
そこで、スムーズに対応を行なう為に、事前に準備しておいた方が良いものが、
「訪問診療依頼受付票」です。
依頼があった際に、慌てず落ち着いて対応する為にも事前に準備しておきましょう
■訪問診療依頼受付表に記載するべき内容
・患者名
・生年月日
・依頼者名(ご家族又はケアマネジャー、後見人など)
・在宅or施設
・訪問先住所(16Km圏内か)
・ご連絡先
・同居or別居
・主訴(お痛みの有無)
・介護認定を受けられているか(負担割合)
・既往歴(通院できない理由)
・ケアマネジャーさんの事業所、ご連絡先
・都合状況(訪問日程の調整)
・駐車場の有無(自宅、近隣)
上記内容をお聞きした上で、訪問日程を調整していきます。
月間や週間の訪問巡回スケジュール表が受付者の手元にあると、その場で調整する事が可能となり、よりスムーズかもしれませんね。
■ケアマネジャーとの連携
次に必要な連絡は、担当ケアマネジャーへの受付報告です。
ケアマネジャーとは、介護支援専門員の事で「要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じ、介護サービスを受けられるように介護サービス等の提供についての計画(ケアプラン)の作成や、市町村・サービス事業・施設、家族などとの連絡調整を行う者」です。
つまり、歯科医院にとっては、患者様と介護サービス者とのサポート役を担っていただける存在であり、訪問歯科を行なう上では、非常に重要な役割を行なう方となります。
受付時に、依頼者へ「ケアマネジャーさんにこちらからご連絡が入る旨も一報お伝えいただけますか」と一言添えると良いでしょう。
担当ケアマネジャーへご連絡される際は、
・診療依頼があった事
・医療連携を取りたい事
を伝えてください。
多くのケアマネジャーは利用者様(患者様)の為、大変親身になって接して下さるので、柔軟に対応いただけると思います。訪問させていただく上で、患者様によって気を付けておいた方が良い点や、留意点、身体状況もお聞きしておくと良いでしょう。
中にはフェイスシート(介護の現場で使用されるプロフィール書類のようなものです。)をいただけるケアマネジャーの方もいらっしゃいますので、うまく連携を図っていきましょう。
そして、初診を終えた後も、必ず担当ケアマネジャーに報告するようにしてください。
当日のご本人様の様子などもお伝えすると、より良い関係を築く事が出来るのではないかと思われます。
今回は、訪問歯科の始め方:依頼受付と運用書類について解説いたしました。
立ち上げ・拡大に興味をお持ちの方は、ぜひ下記をご覧ください。
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今後も訪問歯科を始めるにあたっての情報発信を行なってまいります。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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訪問歯科のスタートアップにおけるポイントをどこよりもわかりやすく解説!
■訪問歯科診療のスタートアップに必要な基礎知識
訪問歯科に関する書籍やセミナーも様々ありますが、(取り組み開始時に知っておくべき最低限かつ十分の内容という点では)情報過多のものが殆どで、実際にスタートするまでに時間がかかることが多くあります。スタートするために必要十分な情報だけを厳選整理して解説いたします。
■訪問歯科における集患のノウハウについて
訪問歯科における最大の課題は集患といえます。これまで九州から北海道まで、都市部から郊外まで、また訪問歯科立ち上げから拡大までを手掛けてきたコンサルタントによる、集患のノウハウ、介護施設参入のノウハウを余すことなくご紹介させていただきます。
■介護報酬改定をふまえた訪問歯科のポイントについて
居宅療養管理指導や口腔衛生管理体制加算の見直し、施設における口腔スクリーニングの実施を評価する新たな加算の創設など、前回の介護報酬改定において訪問歯科に関わる変更点が複数ありました。保険制度の変更は、いち早く情報収集し先手を打つことが先行者利益に繋がります。改定のポイントを踏まえた具体的な施策のご提言をさせていただきます。
■是非、セミナーへご参加くださいませ!
訪問歯科事業へのファーストステップまたは拡大ステップとして、ぜひご活用ください。
詳しくは下記URLより↓↓
◾️この記事を書いたコンサルタント
奥田 晋平
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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