医院改善の優先順位に沿った施策

2017年12月18日 (月)

コラムテーマ:
補綴 自費率向上ノウハウ

皆さま、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院コンサルティングチームの宮長 克成(ミヤナガ カツナリ)でございます。
前回のブログ(/425-22/)では、
リコール誘導の体制を整えることの重要性をお話させていただきました。
簡単に振り返りますと、
 
・患者様に定期健診の大切さを伝え切れているか
・スタッフの患者様への接客対応はどうか
・院内の清潔感は損なわれていないか
 
といった、基本的な要素を達成できているかどうかを見直しましょうという内容でした。
 
逆にいうと、こういった「当たり前」をきちんと達成出来ているという、【土台】がない医院さんは、苦労しやすいです。
思いつきによる施策を打っても、効果はそこまで期待できません。
 
 
さて、リコール誘導の体制を整えた前提で、今回は、自費率アップの為のお話です。
 
 
 
自費率を向上させる手法ですが、非常にざっくりと大きく分けて
 
①保険診療か自費診療かを選択される患者様に自由診療を選んでいただく
②自費診療を受けたいという患者様を直接医院の外から呼んでくる
 
の2パターンがございます。
①はWebサイトを活用した手法が多い為、今回は②のどの医院様でも始められる、自由診療の選択率を向上させるための手法について、お話させていただきます。
 
そもそも、自費選択率の向上の為に必要なのは、細かい要素を除けば、
・自費診療の価値を正しく患者様に伝えられているか
の1点のみでございます。
 
ここで一旦みなさまには、現在地を確認していただきたいのですが、
皆様の医院では患者様に、【自由診療とはどのような診療なのか、価値はあるのか】
を正しく、丁寧に伝えていらっしゃいますでしょうか。
 
出来ているかどうか「わからない」という方は是非一度、
自院の【自費の補綴本数】と【保険の補綴本数】をご確認ください。
 
自費診療の価値を伝えるという行動がうまく機能しているかどうかは、
「歯冠補綴の自費診療選択率」に如実に現れます。
 
この「補綴治療における自費診療選択率」が自費率アップの【土台】となるといっても過言ではありません。
 
理由は、補綴治療は、ほかの診療と比較して圧倒的に選択の頻度が高いから。
日々患者様が自費か保険か悩まれるのが、この補綴治療です。
 
自費率が非常に高い歯科医院は、押し並べて歯冠補綴の自費診療選択率が高いです。
そして日々、「自由診療の価値を正しく伝える体制が整えている」からこそ、
補綴治療以外の自費診療の誘導率も高まるのです。
 
前置きが長くなりましたが、
【自費の補綴本数】が【保険の補綴本数】よりも下回っている医院様は、
まずは日々の「補綴治療」で、自費診療を選択していただくことに向けて、動いていくことが必要となるでしょう。
 
何をしていいかわからない、という医院様は是非補綴治療から、
自費誘導を始めてみてはいかがでしょうか。
 
次回は自費補綴が選択される為の
【必ずやっておかなければならない3つの事】についてお伝えさせていただきます。
 
ご拝読誠にありがとうございます。

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この記事を書いたコンサルタント

宮長 克成

プロフィール詳細

中央大学商学部卒業。
入社後は、自動車業界・広告業界のコンサルティングを経て歯科医院のコンサルチームに配属。
各業界で蓄積したノウハウを歯科医院に落とし込み、業績アップを図る。
現在は特にリスク管理検査の導入をはじめとした、医院の業績アップを得意とする。
全国の歯科医院を行脚し、各地の成功事例を蓄積している、歯科外来チーム有望の若手コンサルタントである。

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