「歯科医院経営コンサルティングレポート 〜船井流 1000院からの成功事例報告〜」 2016/04/22号
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「歯科医院経営コンサルティングレポート 〜船井流 1000院からの成功事例報告〜」 2016/04/22号 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ************************************************************************ 「事務長採用の成功法則」 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この度、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 また、平素からお世話になっております本メールマガジン購読者様 におかれましても、ご無事で、また被害が少ないことをお祈りしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本日のメルマガを担当させていただきます、 歯科チームの森 太寅(モリ タカノブ)です。 今年度に分院展開を控えているクライアントが複数あるので、 「事務長はどうすれば採用できるのか」ということをよく聞かれます。 事務長代行の会社があるぐらいですから、 ある一定の規模を超えてくると、 「事務長採用」のニーズは非常に高まってきます。 ただ、注意していただきたいのが、 1,事務「長」を採用したいのか? 2,事務「員」を採用したいのか? で、採用の戦略は大きく変わります。 「事務長を採用したい」という、 先生のお話をよくよく聞いていくと、 ▼歯科医師会や役所への申請関連の書類が手間なので任せたい ▼パソコンの作業が苦手なので代わりにやってもらいたい ▼院内で掲示するためのお知らせを作ってもらいたい など、ご自身の「雑務」を任せたいというケースが圧倒的に多いです。 上記のようなケースであれば、 人件費の兼ね合いもありますので、 週1〜2日勤務で基本的なPCスキルを有する女性のパートを採用した方が、 先生のニーズとは合っているかと思います。 いわゆる、事務「員」の採用ですね。 なぜ、このようなことが起きるのかを考えてみると、 「事務長の仕事」の定義があいまいで、 先生自身が何を求められているのかはっきりしないままに、 「事務長を採用した方が良い」という気持ちが先行しているからでしょう。 全国的に有名な歯科医院には、 優秀な事務長の方がいらっしゃり、医院の要の役割を果たし、 場合によってはセミナーを開催されたりしている……。 こうした話を耳にすると、 「自分の医院にも事務長を採用した方が良いのではないか?」 ということも、多少なりとも影響しているかと思います。 重要性が高い、かつ、緊急性が低い、 いわゆる「第二領域」の分野に先生が時間を割くためには、 事務やWEB専属スタッフなどの間接部門の拡大は重要な役割を占めます。 まず、間接部門を拡大させても、 経営を成り立たせるためには、 売上高が2億円をこえてくる頃が、 ひとつの目安にはなってくるかとは思います。 事務長としての理想を言えば、 医院の将来を一緒になって考え、 マーケティングや人事面にも力を発揮してくれる、 「右腕」のような役割を求めていきたいのが本音でしょう。 優秀な事務長に共通するひとつの特徴として、 何かしらの分野で圧倒的に現場のスタッフよりも秀でていることが必要です。 例えば、 ・会計事務所出身で財務に強い ・ホームページ制作会社出身でWEBに強い ・歯科技工所出身で技工物が誰よりも詳しい などです。 現場に入らない場合は、 医院での役割がないと、スタッフの方にもなめられますし、 「なぜ、あの人はいるのですか?」ということにもなりかねません。 事務長採用に関しては、 まだまだ書きたいことがありますが、 別の機会にさせていただければと思います。 歯科業界の採用の大きな流れや成功ノウハウに関しては、 現在、セミナーも開催中ですので、 ご都合が合う方は足をお運びいただければ幸いです。 『2016年人財採用フォーラム』 ▼詳細はこちら▼ /lp004092/ 最後までお読みいただきありがとうございました。 【執筆者:森 太寅】 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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