歯科の自費診療を安定的に増やし続けるには?

2008年01月17日 (木)

コラムテーマ:
自費診療 (増患 集患)

こんばんは。
株式会社船井総合研究所 歯科コンサルタントの松谷直樹です。
顧問先や相談時によくお聞きすることとして、
「自費は安定してないので、一定しないから困るんですよね。」
「昔は多かったが、最近は少ないんです」
とおっしゃられることが意外に多いです。
このような現象が起こっている要因として、「カウンセリングのシステム化」ができていないということが多いようです。
もう少し分かりやすく言うと、
「自費を希望しそうな人だけに話をしている」
「自費を先方から希望される場合に話しています」という医院さんは、希望される患者さんがいない場合、自費診療は出ないので、その月は少なかったということになってしまうようです。
これを改善するためには、「潜在的に、顕在的に自費に興味のある方を見つけ出し、
自費についてお聞きになられたいことを話す」というシステムを作っていく必要があります。
これを「カウンセリングのシステム化」と私は呼んでいます。
実は2007年は顧問先で行っていたことは、この「カウンセリングのシステム化」ということでした。今後、1~2年の間にはあらゆる医院が自費化を進めることは間違いないでしょうから、顧問先に対しては早めに進めることをおススメしたのでした。
それではどこから手をつけていくと良いのでしょうか。
続きはまた次回に・・・。
 
 


◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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