歯科衛生士よりも受付・歯科助手の方が採用しにくくなる時代へ!?

2016年01月19日 (火)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

みなさんこんにちは。
歯科コンサルタントチームです。
明けましておめでとうございます。今年度も皆様宜しくお願い申し上げます。
さて、私からの2016年第1号のブログテーマは、採用に関する記事にします。
私たち船井総研の歯科医院経営コンサルティングチームでは、2014年7月から歯科に特化した人財開発チームを設けました。
その結果もあり、大分ノウハウが蓄積されて、昨年度はお陰さまで多くのクライアント様で採用実績を作ることができました。
採用実績の大半は歯科衛生士です。
が、しかし、受付や歯科助手採用には大分苦戦しました。
歯科衛生士は超売り手市場ですが、受付・歯科助手などの採用においても歯科医院の場合、超売り手市場です。
なぜなら・・・
有効求人倍率が1.3前後で推移しているわけですから、圧倒的に求職者数を企業側の応募総数が上回っているわけですね。
歯科衛生士採用における競合先は一般的に歯科医院のみです。
受付、歯科助手さんたちはいかがでしょうか。
競合先は企業全体になるわけですね。企業全体となるとどういうことか、恐ろしく良好な条件との戦いです。
一般的な企業の条件は当然ですが、
「9時~18時勤務&土日休み&社会保険加入」
が当然とした上で企業風土等の強みがあります。
この企業と戦いながら宝の人財を獲得しようと思うと、並大抵の努力では獲得できません。
これからの採用に関するキーワードは
「働きやすさ×働き甲斐×育つ風土作り」
です。
患者様に治療の質を担保するためには、安定的な人財の定着は欠かせません。
ぜひ、今年はこのあたりにも、時間とお金と愛を投資しながら、励んでみてください。
 

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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