歯科医院経営ブログ・医院カードに診療科目を記載するという常識を疑ってみる

2012年08月16日 (木)

コラムテーマ:
院内マーケティング

船井総合研究所  歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。

今日は大阪の歯科医院様にコンサルティング伺ってきました。


最近思うこととして、歯科医院の媒体にはパンフレット、医院カード、医院のドア、診察券、などなど色々とあるが、ここに一般的に記載されるような診療科目を書く必要はない、と思うようになってきました。


歯科医院のこういった媒体にはだいたい一般歯科、小児歯科などと色々と書かれています。


しかし私は最近ここに一般的に記載されるような診療科目を書かなくてもよいと思いはじめています。


例えば、医院カードには、一般歯科、小児歯科、予防歯科、と書かれていることが多いが、最近の患者さんであれば、殆どの歯科医院で、このような治療を行っていることは理解されていることでしょう。


あるいは患者さんが来院前に既にHP等で確認されていることも多いです。


例えば、予防歯科であれば、当院の予防歯科はどのような考え方の予防歯科なのか、ということが重要です。


従って、例えば、医院カードであれば、予防歯科と書くかわりに、『健康で美しい笑顔のための歯の予防』と書いてもよいでしょう。


このようにより具体的にその医院が行っているこを忠実に書けばよいと思います。


なぜならその方が患者さんにとって親切だからです。


既存の当たり前と思われていることを疑問に思ってみるとより患者さんに理解してもらいやすい情報発信ができると思います。

(もちろん医療広告法を守った上で、ご対応ください。)

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

LINEはじめました!

LINE友だち登録で、歯科経営専門コンサルタントのコラムを読むことができます!

LINEはじめました!

無料経営相談受付中!

オンライン経営相談ページはこちら

メールマガジンのご案内

歯科医院経営コンサルティングレポート~船井流1000院からの成功事例報告~

歯科医院コンサルティング実績10年! 現場で積み上げた歯科経営成功事例満載のメールマガジンです。自費UP、増患、ホームページ対策、スタッフ育成、組織づくりなど、読んだ院長だけが得をする「3分でわかるノウハウ」を大公開します。

同じテーマで記事を探す

医療・介護向けM&A

×

医療・介護向けM&A

×