歯科医院経営ブログ・初診患者に何を伝えるべきか

2012年11月28日 (水)

コラムテーマ:
保険診療 (増患  集患)

今日は大阪の歯科医院でコンサルティングでした。


歯科医院の初診対応が大切であることは全てのドクターが認識されていると思います。
はじめての行く医院に対する不安感や恐怖感、低い信頼感を向上させるための方法として問診とは異なる初診カウンセリングを重視し、導入されています。
一方で歯科医院は患者の要望を聞くことも大切だが、医療機関としてどういう治療があるべき治療の姿なのかを語ることも必要なことだと思います。
患者は歯科医院をむし歯や歯周病を疾患を治すところだと認識している人に対して、当院がどのような治療を良いと考えていて何を行っているのかを語ることが大切です。

例えば、治療をするだけでなく、健康を維持できることを目標にしている

例えば、痛みを感じず、心地好い気分で帰っていただく

例えば、再発しないような治療を行っている

例えば、美しさを追求した治療を行う

等々、あるべき姿、目標としている治療を伝えることです。


そういう考え方に共感していただくことで、患者はファンになり、紹介が増えていくという循環に入るのです。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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