歯科医院経営ブログ・保険制度に影響を受けない医院作りとは?

2012年09月07日 (金)

コラムテーマ:
院内マーケティング

今日は大阪の歯科医院さんでコンサルティングでした。


今後の国民皆保険制度はどのようになっていくのでしょうか?


一般的には点数が下がる、厳しくなる、今まで適応していた項目が外れる等々と言われます。


それが、いつの時点で何がどうなるのかはそれは誰にも分かりません。

TPPが最終的にどのような形で決定されるかということも大きな変動要素です。


しかし、医院として今から対応しておくべきことは確実にあります。


一つは「ファン患者」を増やすということです。


「ファン患者」とは「どうせ治療を受けるなら先生の医院で受けたい」、という方をどれだけ増やすか、ということです。


具体的に言い換えれば「予防の定期健診患者にどれだけ来ていただけるか」ということです。

様々なコンサルティング先を見ていて、言えることは、私の基準で言えば、月間の予防の定期健診患者が最低150名以上、リコール率80%以上というのを一つの目安にしていただくとよいと思います。


これくらのボリュームの患者さんが来られていれば、十分ファン患者がいらっしゃると考えてよいでしょう。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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