歯科医院経営ブログ・ドクターの面接について

2012年09月22日 (土)

コラムテーマ:
マネジメント(採用 教育)

今日は社内で中途社員向けの転職フェアというものに出ていました。

中途社員の入社希望者に対し、船井総研の仕事内容を伝えながら、マッチングすれば採用しようという企画です。

船井総研歯科コンサルタント松谷直樹『3分で学べる歯科医院経営』 

こんな感じで盛況でした。


先日ドクターの採用について書きましたが、ドクター採用の面接について書きたいと思います。


面接に同席したりすることがあるのですが、私は下記のようなことをお聞きします。


「患者さんを診るときに一番注意している点はなんですか?」・・・患者に対する配慮のレベルが分かる


「スタッフと接するときに気をつけていることは何かありますか?」・・・スタッフと上手くやっていけるか


「以前働いていた医院では、月何点くらいもしくは一日何人くらい患者さんを診ていましたか?」・・・実績


「以前働いていた医院の良いところと良くなかったと思うところは何かあれば教えてください」・・・批判が多かったり、強い人は注意。客観的な分析力があるか。


「将来の目標は何かありますか?」・・・開業が目標にしているドクターは成長意欲が高い可能性が高い


本質的な質問をすることで、その方の素の部分をいかに把握するかがポイントだと思います。


例えば、「患者さんを診るときに一番注意している点はなんですか?」と聞いたときに、「痛みがある場合は、確実に取り除くことができること」と言ったとします。


そうすると、それで終わらず、「なぜあなたはそう思うのですか?」とさらに質問します。


その答えを聞けば、どのレベルの根拠を持っているかで、その人の思考の深さを知ることができますね

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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