歯科医院経営ブログ・スタッフさんの帰宅時間を早くするには?
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今日は大阪から東京に移動して、コンサルティングでした。
この仕事をしていて、医院ごとに差があることとして、診療終了後から帰宅までの時間があげられます。
一般的には診療終了して、20分~30分後くらいに帰っている医院が多いです。
一方で10分後に帰っているような医院もあるし、1時間かかっている医院もあります。
この時間をどのように早くするか、ということは意外に考えられていないことが多いように思います。
これは日中のオペレーションとも関係しています。
例えば、改善の一例をあげます。
ある医院では、診療終了してからの帰宅までの時間を短縮するためにどうしたらよいか、相談されました。
調べてみると、このような問題がありました。
受付業務の一つとして、翌日のカルテ出しという仕事があります。
ある医院ではこのカルテ出しに時間がかかっていました。
どのようにしていたのかというと、翌日のアポイント帳を見ながら、患者さんの名前をレセコンに入力し、カルテ番号を調べて、カルテを出すという方法を取られていました。
これを、アポイント帳を変更し、患者さんの名前の下にカルテ番号を書けるようにして、患者のカルテ番号を瞬時に把握できるように変更することで、大きく時間短縮できたという話があります。
考えてみれば単純なことかもしれません。
しかし、この医院では、レセコンから引き出すことが慣例として行われていました。
アポ帳の中にカルテ番号を書く方法を当たり前に行われている医院も多いと思いますが、そうでない医院があるのも事実。
これは一例で、他にも山ほど改善できるオペレーションはたくさんあります。
一度、皆様でご検討していただくとよろしいかと思います。
◾️この記事を書いたコンサルタント
松谷 直樹
売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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