歯科医院経営ブログ・そろそろ今年の総括と来年の計画を考えませんか?

2012年10月30日 (火)

コラムテーマ:
その他

今日は神戸に来ています。


明日で10月が終わり、今年も残すところ2ヶ月ですね。早いですね!


個人医院の方や12月決算の法人さんは今年の見通しができると思います。


顧問先の歯科医院さんのデータは毎月伺った際に拝見させていただいていますが、殆どの月で前年対比を上回っているところが多く、多分このまま行けば、皆さん昨年対比で5%~50%程度の範囲でプラスの決算になってくると思います。

(売上が伸びている医院ほどドラスティックな変化を仕掛けていますね。)


売上が伸びている医院は言い換えれば、患者から支持されている医院であり、医院自体が成長していると私は解釈しています。


そういった院長の共通項として、私のルール化では大きくわけると2つの思考があるように思います。


1.現状の医院に対して、常に危機感を持って長所と改善点を分析している

2.常に半年~1年後くらいのスパンで、次の医院の取組み事項を考えている、ということです。


恐縮なんですが、反対に、縮小傾向にある院長の思考も比較的共通しているように思います。


1.現状の医院に対して、危機感を持っているが、分析を特にするわけではない

2.分析をしていないので、何が悪いのかわからないため、打ち手が打てない


不思議なことに順調な医院ほど前者の思考体系が強いので、私としては、そこまで思われなくてもいいですよ、と言ってしまいたくなります。


次のアポイントの時間が近づいてきたので、続きはまた次回書かせていただきます。

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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