正しいミーティングをしよう
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みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。
日曜日は東京でリーダー研修、昨日は東京の歯科医院さんで支援、本日は旭川の歯科医院さんで支援をさせていただきます。
本日は、ミーティングの正しい運営方法についてご紹介しましょう。
私もよくご支援先のミーティングに参加することは多いのですが、
正しいミーティングを実施しているところは、意外に少ないです。
正しいミーティングとは、私の定義づけは、
「実際診療している生産性を超えることができるかどうか」
です。
つまり、ミーティングは、診療をストップして実施するわけですから、
直接的な生産性は、ゼロです。
たとえば、1時間あたり5000点の生産性がある歯科医院である場合、
2時間ミーティングをしている場合、1万点の生産性がなくなるわけです。
ですから、1万点以上の価値があるミーティングを実施していないと、
ミーティングを実施するよりも、通常通り、診療をしていたほうがよいということになります。
では、どのようなミーティングをしていけばよいのでしょうか。
スタッフの発言が少ないミーティングの原因には、大きく2つあります。
1.どうせ院長に否定されるし・・・
2.この提案内容がしょうもなさすぎて、怒られるかも・・・
過去の経験もあり、心理的にこのように感じているスタッフは少なくありません。
正しいミーティングのコツは、
1.全員おなじ立場に立つ
2.提案ミーティングと検証ミーティングを分ける
ことが大切です。
ドクター、歯科衛生士(看護師)、歯科助手(看護助手)といった職種の権限であったり、
新人、中堅、幹部などの職歴権限がミーティングで出てしまうと、
出てくるはずの提案も若手や無資格者からは出てこなくなります。
また、どんなくだらないことであっても、
提案と検証をミックスさせてはいけません。
一度、どんなくだらない提案だろうが、お金がかかりすぎる提案だろうが、
全て共感し、全て聞き出していきます。
全て挙がった提案を、後で検証していけばよいのです。
ミーティングの経験も増えれば、提案の質も高まっていきます。
是非、実践してみてください。
応援しております。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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