患者様が増えすぎることによる弊害

2011年11月05日 (土)

コラムテーマ:
開業

みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。

昨日は、静岡県と埼玉県の院長先生にお会いしていました。

今は、大阪へ向かっている最中です。

最近、私がお付き合いしている先生方の周りで、このような課題があります。

患者さんが多すぎることによる弊害

です。

患者さんが増えたが故に、

1日あたりの患者数が1ドクターで60人~70人診ているような状況です。

二極化が進んでいる今、勝ち組医院さんでよくある現象です。

このまま、進んでいくと、どのようなことが起こるでしょう。

1.体力的負担が大きくなる


2.診療の質の維持ができなくなる


3.満足度が保てなくなるため、口コミ率が低下する


4.将来的には自費率が下がる


5.ユニットあたりの生産性を下げる


6.カルテ記載する時間がとりにくくなる


7.スタッフが疲弊する

もっと色々な2次的マイナス要素はありますが、とにかく悪循環となります。

どたばた診療を続けていると、5年後、10年後、生き残りに不安を感じます。

上記の1~7は、お分かりだと思いますが、全て連動しています。

この状況を回避するためには、抜本的な見直しが必要となります。

私のコンサルティングテーマは、院長先生、患者さん、スタッフさん、関わる方全ての人が幸せを感じることです。

どたばた診療をしていても、「時間がない」、「忙しすぎる」と院長先生やスタッフさんからはいわれ、

患者さんからは「待ち時間が長い」、「予約が取りづらい」などと不満の声を口にします。

売上は上がっても幸せからは程遠いです。。。

ぜひ、歯科治療の質の確保をするためにも、

患者数を絞り、

しっかりと時間を取り、

結果として収益性を落とさない、高める診療スタイルに切り替えていってください。

応援しております!!

頑張ってください!!

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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