歯科医院のカウンセリングにおける大前提

2009年02月28日 (土)

コラムテーマ:
院内マーケティング

こんばんは。株式会社船井総合研究所  歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹 です。
先日、ある歯科医院さんで現状分析調査報告を行わさせていただきました。
現状分析調査とは、実際の診療を患者として受けさせていて、患者視点からの長所、弱点、改善点を指摘させていただいたり、スタッフさんのヒアリングをさせていただき、スタッフ視点からの医院の長所、改善点を把握したり
ホームページ近隣医院との比較分析を行い、どのように差別化をしていくか・・といったことを分析提案させていただくというサービスです。
その報告と打ち合わせのなかでカウンセリングの議題が上がったのですが、
患者一番はじめに向き合う、話をする際に、自分の名前を名乗ることで、安心感を与えることができるというものでした。
具体的には「担当させていただきます院長の松谷です」というこの一言です。
顧問先でも時々あるのですが、ロールプレイングの一環として、診療を患者として受けさせていただくことがあるのですが、Drやスタッフが名前を名乗る院と名乗らない医院では、名乗る医院の方が安心感を感じるのです。
おそらく、名前を名乗る事で、患者がそのドクターのに対する認識レベルがアップし、安心感が高まるという理屈が成り立ちそうですが、
理屈はさておき、事実としてそのように感じると思います。
また名乗る際に名刺を手渡す事で更に信頼度の向上は望めることと思います。
非常に基本的なことですが、重要なことであると再認識いたしました。
 

 
 
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◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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