大型法人戦国時代!なぜ仕組み化に成功した理事長は「ヒトが命」と口を揃えるのか?

2025年02月12日 (水)

コラムテーマ:
未分類

皆様

いつもお世話になっております。
船井総合研究所、歯科ユニットマネージャーの
伊藤崇でございます。

お忙しいところ、こちらのコラムをご開封いただき、
いつもありがとうございます。

個人事業歯科の撤退が相次ぎ、
歯科医療法人数は毎年上昇する中、
若手の勤務医Drの動向が変わってきたのをご存知ですか?

「新規開業はHARDモードの“無理ゲー”状態なので、
“いかに成長できる好待遇の場に居られるか”、それか、
“グループinした開業でEasyモード”の、
どちらかの選択が賢い歯科医師人生ですよね」

と、大型法人様で勤務する先生と面談するとお聞きします。
それは、
・駅前一等立地(○○駅前歯科医院)は、皆どこかの大型法人の分院なので、郊外開業に追いやられる
・求人倍率が高く、大型法人の条件が良すぎて集められない
・開業のための建築や内装費、設備や器材が高すぎて、小規模開業では収支が合わない

といった理由からとのこと。

過去、1996年の医療法人診療所数は5,924軒でしたが、
2021年では15,63軒にまで増え、さらに加速しているため、
若手Drの選択が多様化するのは、的を得ているかと存じます。

では、このように変化した時代に対して、
こちらのコラムをお読みの先生は、どうしたら良いか?

一択です、拡大です。
・強力な競合の増加&需要の減少による「集患難」
・有効求人倍率の上昇&労働条件合戦による「採用難」
・物価&不動産高、人件費&採用費&広告費の増加による「コストアップ」

から、現状維持は衰退の一途をたどります。
そのため、
「拡大しなければ生き残れず、二極化はますます加速する」
ということは、このコラムをお読みの先生をご不安にさせてしまうかもしれませんが、既にその傾向になっているという事実でございます。

では、どうすれば良いか?
もちろんながら、その答えも持っているのが、
船井総研歯科コンサルティングユニットです。

①時流を読み、他院と差別化して患者様に選ばれるようになり、大きくなる
②給料・福利厚生など雇用条件を上げて採用競争で勝ち、優秀人材を採用する
③経営方針を定めて、経営計画を作り、組織の一体化を図る
④一人ひとりの活躍度を上げて、生産性を上げていく
⑤余剰利益を人件費、教育費、設備投資費、広告宣伝費に充てる
⑥さらなる生産性アップ、採用力・定着率アップ・患者満足度アップを目指す

このサイクルを回せるかどうかです。
そのために、「マーケティングとマネジメントの仕組み化」があります。
しかし、ご注意ください。

仕組み化をしたらゴールではありません。
マーケティングの3要素も、
マネジメントの5要素も、
仕組みは歯車であって、誰がその歯車を回すのか?
そうです、ヒトです。

歯科医院は労働集約型ビジネスの部類なので、
ハコの大きさと数、ライセンス取得者(Dr、DH)の人数と品質によって、
業績は比例します。

つまり、ハコの大きさや数を増やしても、後者の「人数と品質」がなければ、業績が比例しないということです。

歯科医院における成長戦略は、大きく分けて二つあります。
一つは医院の規模拡大(増床・増築)、もう一つは分院の展開です。
規模拡大は、既存の患者数を増やし、
より多くの診療を行うことで売上増加を目指します。
一方、分院展開は、新たな地域に進出することで、
新たな患者を獲得できるため、エリアを広げていくことが可能になります。

分院展開は、新たな収益源の確保やブランド力の向上など、
多くのメリットをもたらしますが、
同時に高い経営ノウハウと人材育成力が求められます。
特に、分院長となる人材の確保と育成は、
分院展開の成否を大きく左右する重要な要素です。
分院展開を検討する医院は多いですが、
理事長がいない医院でどのように安定感をもって業績を上げていくか、
多くの歯科医院経営者が悩んでいらっしゃいます。

そんな中で、若手分院長を育成し、
次々と分院展開を成功させている医院として、医療法人隆歩会様が挙げられます。
医療法人隆歩会様は、
京都府八幡市に本院「あゆみ歯科クリニック」を構え、
毎年分院を開業し、着実な成長を遂げています。

注目すべきは、新卒4年目の歯科医師を分院長に抜擢し、
わずか半年で8千万円~1億円の売上を達成する歯科医院を築き上げていることです。
これは、理事長である福原隆久先生と法人で作ってきた、
勤務医を育てるシステムと、
分院それぞれを安定的に業績を上げるためのシステムの賜物といえます。

実際には、
①充実した福利厚生
従業員が安心して長く働けるよう、充実した福利厚生を提供しています。 によると、引っ越し手当や一人暮らし手当、社員旅行などが用意されています。特に注目すべきは、院内保育施設「あゆみ保育園」の設置です。 保育園は、従業員の子どもを預けることができるため、子育て中の従業員が仕事と育児を両立しやすくなるというメリットがあります。これは、歯科業界では女性が多いという特徴を考慮すると、非常に効果的な取り組みと言えるでしょう。

②働きやすい職場環境
従業員が働きやすい職場環境づくりにも力を入れています。 診療時間を18時までに短縮したり、良好な人間関係を築けるよう、チーム制を導入したりしています。 また、ホワイトエッセンスを導入し、予防、審美、インプラント、訪問、小児歯科、保育、矯正など、多様な分野を学べる環境を提供することで、従業員のスキルアップを支援しています。 これらの取り組みは、従業員のモチベーション向上や、仕事への満足度向上に繋がり、定着率向上に寄与すると考えられます。

③体系的な教育制度
新入社員研修やスキルアップ研修など、体系的な教育制度を整備しています。 マニュアルコースを参考に作成された“毎年アップデートされる”マニュアルや、各職種・各年度で組まれたカリキュラムを用いて、従業員は必要な知識やスキルを効率的に習得することができます。 また、キャリアプランを明確化することで、従業員が将来のキャリアパスを描きやすくなり、長期的なキャリア形成を支援しています。

そこで、前途の教育を網羅した歯科医療法人システムを整備し、
新卒4年目Drが分院長で1億円Drを目指せるほど活躍できる仕組みを大公開します。
実際に前途のロードマップを緻密に仕組み化され、
「大手歯科医院(本院拡大・分院展開型)」で10億突破を果たし、
その躍進は更に加速されていらっしゃいます。

これまで明かされなかった、
「仕組み化の先にある、人財教育」。
今回のセミナーにご参加されるかどうかで、
貴院の3年/5年後は大きく変わる可能性がございます。

■歯科医院の未来戦略セミナー
~分院展開で描く成長シナリオ~
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/123767

■開催日時
2025年3月2日(日曜)
・午前の部 10:00~12:30
・午後の部 14:30~17:00

■場所
船井総合研究所東京本社(東京ミッドタウン八重洲35階)

最後までお読みいただき、
誠にありがとうございます。

この度の“パーフェクトな仕組み化+教育体制”という新しいセミナー企画から、
今後ますますの業界発展ならびに、
ご来院いただく患者様の“健口=健康”を延伸し、
より強い日本の創造に寄与できればと存じます。
宜しくお願い申し上げます。

歯科医院の未来戦略セミナー
~分院展開で描く成長シナリオ~

【開催日時】
2025/03/02(日)10:00~12:30 @船井総研東京本社
2025/03/02(日)14:30~17:00 @船井総研東京本社

◾️この記事を書いたコンサルタント

伊藤 崇

プロフィール詳細

大手歯科メーカーでの営業、レセプトコンピューターメーカーでのマーケティング責任者を経て、
船井総合研究所へ入社。
長年の豊富な現場経験と、大学院で学んだ経営学修士の知識から、集患・定着・単価アップのノウハウを提供するだけでなく、組織マネジメントからノウハウ定着までのご支援を行う。
訪問歯科拡大と外来強化だけでなく、経営者と従業員との人間関係を円滑にすることで全体最適化を図り、経営者のビジョンと理念経営を叶えるコンサルタント。

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