【歯科】リコール・メンテナンス数を増やすための落とし穴

2010年08月16日 (月)

コラムテーマ:
保険診療 (増患  集患)

 
皆様、こんにちは。
船井総研 歯科コンサルタントチームです。
今日から診療スタートする先生方も、まだお盆中の先生方もおられると思いますが、私は今日からコンサルティングスタートです。
ただ今、秋田県にきています。
今から、ご支援がスタートします。
本日お伺いする歯科医院さんの特徴は、なんと言っても、メンテナンス患者が多い!!
いまや、治療から予防へシフトしていこうと考えている歯科医院さんが増えているものの、なかなか増やすことができないのが現状のようです。
それもそのはず、実はリコール率が50%~60%継続していても、メンテナンスの患者数自体は伸びないのです。
これは計算して頂けたらお分かりになります。
リコール率が70%あっても、メンテナンス患者が2倍になるためには時間がかかります。
メンテナンスを本気で増やそうとするためには、80%以上はないと厳しいのです。
今日、お伺いする医院さんは、リコール率90%前後を常に維持できています。
だから、患者数が増え続けているのです。
ですので、治療終了した患者さんをメンテナンスに誘導する取組みとマンネリしないように継続してメンテナンス来院している患者さんの脱落率を減らす取組みを並行して、徹底していかなくてはなりません。
メンテナンスの伸び悩みを感じておられる方は、
まずは、どこに原因があるか探るところから始めましょう。
・治療終了患者の誘導ができていないのか
・継続率が低いのか
大きく分けるとこのどちらかです。
具体的取組み策については、またブログでご紹介する予定です。
本日も御忙しい中、お読みいただいている方、本当にありがとうございます。
心から感謝しています。
 

 

◾️この記事を書いたコンサルタント

歯科コンサルタントチーム

プロフィール詳細

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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