スタッフ数10～20人向け｜よく聞くヒトの悩みと対処法

2024年02月05日　（月）

コラムテーマ：: 教育・育成

1 スタッフの人数が増加すると直面する課題
2 まとめ役スタッフに必要な能力
3 忙しい院長向け！全国の教育事例から厳選した幹部育成特化型研修
4 3日でイチから幹部が育つ！満足度97%の幹部研修

いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。船井総合研究所の佐藤大輝です。
本日は、「スタッフ数が10人～20人の院長が直面する人材課題への対処法」についてお伝えいたします。

スタッフの人数が増加すると直面する課題

スタッフの人数が増加すると直面する課題とは何でしょうか？
これまでは5～7人で運営されていた歯科医院では、患者数の増加・医院の拡大に伴いスタッフ数が増えるにつれ、新たな課題が浮上してくると思います。

普段コンサルティングや院長先生のお話をお聞きしている中で、組織が10人～20人にまで拡大している歯科医院では、次のお悩みが共通しております。

・全てのスタッフとコミュニケーション取ることができず院長一人ではメンタル面での管理もできなくなってくる
・スタッフがなぜ離職したのか、以前よりも分からなくなってくる
・表面上問題はないが主体性をもって働いているスタッフは少ない
・院長自身が率先垂範で引っ張っていかないとスタッフがついてこない
・スタッフ同士でのもめごとが増えてくる
・スタッフの中でリーダー役が必要になるが、どのように育てればよいか分からない

一般に、1人で管理できる直下の部下の数は能力に応じますが3名～7名までと言われております。院長の能力によっては10名程度までなら可能かもしれません。それでも、管理の難易度は確実に上がります。
そんな組織で必要な対処法が、スタッフの中のリーダー・幹部・チーフといったまとめ役スタッフの育成です。
では、まとめ役となるスタッフにはどのような能力が必要なのでしょうか？

以下に、院長の負担を減らすまとめ役にはどのような能力をつけさせるべきかについて、何点か記載いたします。

まとめ役スタッフに必要な能力

１）セルフマネジメント
まず1点目に、セルフマネジメント能力を付けさせましょう。「君子危うきに近寄らず」という言葉がありますが、自分自身を律することができる人材は、組織の「不」となる不平・不満には近寄らず、言葉にしないものです。
セルフマネジメント能力として、特に
・自己認識（強み・弱み、求められていることなど）
・ストレスマネジメント
・時間管理
は、まとめ役そして現場で働くうえでも必須の能力となります。

２）メンバーマネジメント
組織のまとめ役スタッフは、メンバーと上手くかかわり、医院で注力していきたいこと（パンフレットを渡す、患者さんに説明する、新人スタッフを育成する　など）に対してメンバーの手本となり引っ張っていく必要があります。
現在は院長がやっているようなメンバー（部下・他のスタッフなど）としっかりコミュニケーションを取り、巻き込み、先導していく能力をまとめ役スタッフも身に着ける必要があるため、お手本を見せながら引き継ぐ必要があります。

３）経営管理
最後に、対ヒトだけをまとめるだけに留まらず、医院経営のサポートができるように経営数値の理解・分析ができるとさらに良いでしょう。そのためには、
・そもそもどのような医院の経営数値が必要なのかを理解する
・経営数値の理想値を理解する
・現状の医院の経営数値を理解する
・それを日計・月計などで管理する
・理想値に届いていない課題点を分析する
・必要な対策を考える
というステップを踏むことが重要です。

忙しい院長向け！全国の教育事例から厳選した幹部育成特化型研修

ここまで簡単ながら、スタッフ数の増加に伴うよくある悩みと、その対処法としてリーダー・幹部・チーフといったまとめ役スタッフ育成についてご紹介いたしました。
さらに詳しく知りたい方は、『THE幹部研修「“速効”活躍コース」』へのご参加をお勧めします。
上記の能力獲得はもちろん、他院の幹部候補・幹部スタッフもご参加し、多彩な経験談をお聞きいただける絶好の機会です。

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