スタッフは経営には興味ない
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- マネジメント(採用 教育)
皆さん、こんにちは。
船井総研 メディカルグループ 歯科コンサルタントチーム。
本日は、もう1つ、最近の気付きからお伝えしていきましょう。
スタッフを教育する際に、絶対やってはいけないことが私の中でルール化しています。
それは何でしょうか。
スタッフを指導するとき、経営面からのアプローチをすることです。
経営面からのアプローチをしてはダメ!!ということではありません。
全面的に、経営面からのアプローチをしてしまうと、スタッフはひいてしまいます。
「経営的に○○だから・・・」
「経営的に生産性が低いから、君は60分でやっているのを45分でメンテをやりなさい!!」
これでは、スタッフは納得しません。
納得しないどころか、最悪の場合、どんどん気持ちが医院から離れていってしまうことがあるでしょう。
なぜか??
スタッフにとって、経営は本来、興味ないものだからです。
もちろん、興味を持ってもらわなくてはなりませんが、今は前提条件としてお話を進めていきます。
スタッフは患者さんを喜ばせることに興味があるわけです。
スタッフは、「患者さんに何分かけてもキレイに歯石をとってあげたい」と思っていても、
院長が「生産性が悪いから30分以内で終わらせなさい」といっては、
スタッフは、「先生は患者さんに所詮満足させる気なんてないのね!」
と誤解されるのがおちです。
皆様は、ドクターでありながら、経営者でもあります。
しかし、医療機関ですので、経営者感を患者さん対してもスタッフに対しても表に出してはいけません。
医療機関の教育で一番大切なことは、
「患者さん第一」、「従業員第一」に考えていることが伝わるかどうかです。
この軸がある中で、経営面のアプローチはかまいません。
少し育て方のヒントにしてみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
心から感謝しております。
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担当:歯科コンサルタントチーム
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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