スタッフとの関わりはトップとして70%!ヒトとして30%!
- コラムテーマ:
- マネジメント(採用 教育)
みなさん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。
昨日は山形の歯科医院様でした。
一昨日の歯科医院様は、大分長いことお付き合いさせていただいております。
売上は約4年間で3倍へ!
自費率は15%から85%まで上昇!
元々自費率100%を目指していた歯科医院であったので、
業績以上に先生がやりたい仕事が叶って、私も嬉しいです。
ただ、業績ややりたいことが叶っても、
昨年度までまだ先生の幸せ感はなかったです。
それは、やはり、人事問題。
離職率が高い
ヒトが採用できない
なかなか思った以上に育たない
などなど、人事系の悩みは絶えませんでした。
ですので、昨年度は、採用を強化。
労働環境を抜本的に変え、
教育体制も見直しを。
その結果、人財を2名獲得することに成功!
色々と長いこと解決できなかった問題が解決し
ようやく組織の活性化へ目を向けられます。
そこで、先生にご提案。
「そろそろ、トップとの関わりだけではなく、ヒトとしてのコミュニケーションを増やしていきましょう!
3ヶ月に1回くらいのペースでよいので、院外イベントをやりましょう!
そして、幹事をスタッフにローテーションで任せましょう!」
と。
今の組織だからこそ、この提案に乗ってくれて
3ヶ月に1回イベントをやることに!
バーベキューやら、ボーリング大会やら、釣り大会やら色々。
幹事もやる気満々!
9月のイベントに私も誘ってもらえたが、日程が合わず、残念。
誘ってくださったスタッフさん、感謝です!楽しんでください!!
このようなことを繰り返すことで、より組織は活性化します。
普段、院内で診療であったり、ミーティングであったり、朝礼などで
新たな提案が出たり、決まりごとが出たりとあり、それぞれには目的が必ずあります。
しかし、
・院長がなぜその内容を提案したか
・なぜチーフがそういっていたのか
を100%院内で理解することは難しいと思います。
やはり、100%お互いの気持ちを理解するためには
院外の環境を作り、トップとスタッフ、チーフとスタッフという立場ではなく
全員がヒトとして関われる場所を作るのです。
そうすることで、
院内であれば聞きづらかったことでも、
院外であれば素直に堂々と聞くことができる。
結果、腑に落ちるまでコミュニケーションを取ることができます。
上手く、組織を成長させている医院さんは
トップとしての関わりだけではなく、ヒトとしての関わりも上手くやっているようです。
時には、院長であったり、チーフが弱みや普段見せたことのない自分を見せる
こともいいでしょうね。
やはり、歯科医院コンサルは、
業績以上に組織の発展のほうが幸せ感を提供できるな~
と思った今日この頃でした。。。
皆さんも頑張ってください!!
応援しております!!
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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