スタッフさんに日曜にセミナーに参加してもらうには

船井総合研究所 　歯科経営コンサルタントの松谷直樹 です。

しばしば院長から「日曜にセミナーに行ってほしいんだけど、行きたがらないがどうしたらよいか」という相談を頂くことがあります。

私に言わせれば、日曜にセミナーに行きたくないというのは、当然のことだと思います。

なぜならば日曜日は休日であり、休日を潰して、仕事をしなければならないのは理解できない、ということでしょう。

（一般的に一般企業であれば、平日に勤務時間の一環としてセミナーに参加することが多い。）

しかし、一方で医療人として、日曜にセミナーに参加し、自己研鑽を積むという考え方も当然のことだと私は思います。

歯科医師は学生時代からの環境で、日曜にセミナーに出席することは当たり前という考えがあるから、なぜセミナーに行きたくないのかが理解できないことと思います。

私はどちらの考え方も正しいと思います。

私はこの両者のギャップを数え切れないほど見てきました。

重要なのは、採用時に、医院の考え方を伝えておくことだと思います。

「うちの医院は患者さんに常によい医療を提供するために、医療技術を向上させないといけない。そのために日曜日にセミナーに出席してほしいんだけどいいですか？」

ということをお話することでしょう。書面で示すと尚よいでしょう。

「もしそれがちょっと・・・、というならうちの医院は辞めておいたほうがいいよ。」ということも併せて伝えてもよいと思います。

DHだとなおさら言いにくいところですが、短期的につらくとも長期的に考えると答えは明らかと思います。

たまたま、今日はセミナーに出席するかどうか、という話を書きましたが、他の事柄もすべからく同じだと思います。

仕事に対する考え方が違うメンバーが同じ場所で仕事をするとよい仕事はできないことでしょう。

特に採用時はその認識を一致させやすい、唯一の機会です。

採用時の考え方のすりあわせをおすすめします。

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（セミナーのご案内）