ゴールを設定することで自主性を持たせる
- コラムテーマ:
- マネジメント(評価 モチベーション)
皆さん、こんにちは。船井総研 歯科コンサルタントチームです。
皆さんは、スタッフさんに物事を考えさせるとき、ゴールイメージを見せていますでしょうか。
先日、クライアント先の研修で、グループワークを行い、院長先生の理念に沿ったチームコンセプトを考え、1枚の画用紙にまとめ、コンセプトマップを作成していただきました。
はじめは、なかなか前に進まなかったものの、
最終的には、2時間30分という短い時間の中で、コンセプト設定、アクションプラン計画立案、コンセプトマップの作成まで、完成することができました。
なぜ達成することができたのか?
まず、ひとつは、「目的意識をしっかりと各自で持った」ことでしょう。
今、自分たちが行なっていることの意味合いや参加目的を教えていくことで、
スタッフは納得し、自主的に考えるようになります。
抽象的に、参加目的を伝えてもだめです。
より、具体的に、伝達し、納得してもらってから、行動に移すようにしていきましょう。
もうひとつは、「2時間30分後のイメージをしっかりとつける」ことです。
はじめのうちは、チームによっては、
「2時間30分で、こんなこと、全てできるわけがないだろう」などと勝手に、諦めてしまっていました。
しかし、「ここまで必ず今日中に全員ができるようにしよう」と口すっぱくいうことで、2時間30分内で完成するためには、
・何時までにチームコンセプトを決定しなくてはならないのか
・何時までにアクションプランを立てなくてはならないのか
・何時から、画用紙にまとめたコンセプトマップを作らなくてはならないのか
を自然とタイムキープするようになりました。
ゴールイメージを見せることは、大切です。
ミーティングでも会議でも研修でも、ダラダラとしてしまうことが一番、生産性を下げ、モチベーションを下げます。
短い時間の中で、しっかりと会議目的を具体的に定め、ゴールをイメージ化させることが、組織の活性化につながります。
是非、頑張ってください。
応援しております。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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