【歯科】キャンセル率が高くなる理由②
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皆様!
こんにちは。
船井総研 歯科コンサルタントチームです。
ただ今、大阪から銀座に向かっています。
さて、前回の続きですが、キャンセル率についてお話します。
前回は手法論をお話しましたが、今回は本質論です。
キャンセル率を低下させるためには、”患者さんとの信頼関係”が最も重要です。
つまり、「キャンセルしたら先生に迷惑がかかる」、「このスタッフさんにまた会いたい」と思わせるだけの関係ができているかどうかです。
だから、チェアサイドで予約を取るケースがありますが、
受付ではなく、チェアサイドで予約を取る場合は、予約という概念より”約束”というイメージになり、キャンセル防止の効果があるわけです。
続いて、キャンセル(遅刻含め)理由についてです。
多くの理由は、以下のとおりです。
・予約を忘れていた
・用事ができてしまった
・いつも待たされるから遅刻するようになった
「予約忘れ」、「用事がある」に対する対策は様々あると思いますが、
一番危険なのは、「予約通りにいっていたが、いつも待たされるから、遅刻するようになった」です。
治療が長引く
⇒待ち時間が増える
⇒患者さんが予約通りにこなくなる
⇒意識が低くなる
⇒転院する
と悪循環が生まれます。
キャンセル対策をする前に、現状での待ち時間がどのくらいあるのかは理解しておきましょう。
もし、多いのであれば、キャンセル以前に、オペレーション面を改善する必要がありそうです。
では、また次回にお会いしましょう。
◾️この記事を書いたコンサルタント
歯科コンサルタントチーム
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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