“アポイントがパンパン”から脱却。2倍の患者数を診れる「スクール型メンテナンス」

2025年06月11日 (水)

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皆様
平素より大変お世話になっております。
株式会社船井総合研究所の松崎でございます。

この度はお忙しい中、本メールマガジンをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

突然ではありますが、以下のお悩み、ありませんでしょうか?
・学校帰りの時間帯に小学生の予約が集中し、キャパシティが限界
・せっかく来院した小児患者が、治療後にメンテ離脱してしまう
・口腔機能管理やMFTまで手が回らず、算定機会を逃している
・スタッフ間で小児メンテの標準フローが共有できていない
・保護者への説明時間が不足し、矯正への引き上げが伸び悩む
もし、チェア不足もキャンセルも気にせず、夕方の小児枠が笑顔と歓声でいっぱいになり、
「歯医者さん、次はいつ来られる?」と子ども達から催促される未来があるとしたら。
しかもその1時間が、売上は2倍、継続率は95%、矯正相談は自然に増えてくる。
そんな理想を、現実に変える方法があるとしたら、興味はおありでしょうか?
本メルマガではそのカギとなる 「スクール型メンテナンス」 を導入した瞬間に起こる変化を、
実際のデータとともに余すところなくお届けします。
わずか数分で読める内容ですが、読み終える頃には「次の診療日から動き出したい!」と感じていただけるはずです。
それでは、早速ご覧くださいませ。

スクール型メンテナンスの全貌について

1.1時間完結の基本フロー
導入(5分):名札配布と当日の流れ説明で子どもの主体性を高める。
染め出し+TBI(5分):鏡を見ながらセルフチェックし、仲間同士で磨き残しを指摘し合う。
ローテーション(40分)
Aグループ:P検査+スケーリング
Bグループ:口腔機能検査とトレーニング
20分でグループを入れ替え、チェアとアクティビティルームを循環させる。
振り返り(10分):宿題を伝え、保護者参加型の連絡帳や動画提出で家庭学習につなげる。

2.ラーニングピラミッド×仲間効果で定着率90%
子ども同士の「教え合い」を工程に組み込むことで、受動的学習よりも定着率が高い“他者への指導=90%”領域に到達できます。
結果として、継続率は95%を維持し、離脱はごくわずかにとどめることが可能になります。

3.ゲーミフィケーションで自走型予防へ
PCR値や舌圧測定をリアルタイムでランキング化し、スコアアップをゲーム感覚で楽しめる仕組みを導入します。友達と競い合うことで「歯医者=楽しい習い事」というイメージが根付き、通院モチベーションが自然と上がるような仕組みづくりをします。

4.医院側の数値メリット
従来の30分個別メンテ体制では、チェア2台で同時に2名までしか処置できず、1時間当たりの売上は約4〜4.9万円が上限でした。
ところが、スクール型メンテナンスを導入すると、同じチェア台数でも1コマで最大8名を並行して回せるようになり、1時間当たりの売上は8〜9.6万円へとほぼ2倍に伸長します。さらに継続率は85%前後→95%へ改善し、導入後6カ月で離脱はわずか1名にとどまりました。
こうしたキャパシティ拡大により、これまで夕方以降に集中して受診機会を逃していた小学生患者を無理なく受け入れられるため、診療枠のひっ迫も解消されます。
加えて、「子どもの教育にコミットできる職場」という独自のブランドが歯科衛生士の応募・定着率を押し上げ、人材確保の面でも好循環が生まれています。

導入する前にクリアすべき5つのステップ

①理念と言語化:なぜスクールをやるのかを共有
“地域の子どもの未来を守る”、つまり「売上ではなく社会的意義」なんだということをスタッフ全員が腹落ちするまで対話するなど、なぜ、当院がやるのかをしっかりスタッフさんに伝え、納得してもらう必要があります。

②プロジェクトチーム結成:DH×DAのツートップ
各1名をリーダーに任命し、空き時間を資料作成や改善MTGを率先してやってもらいます。テーマ別チーム制で主体的に動ける体制を整えることがとても重要です。

③小児メンテ2.0の完成:個別体制の土台固め
初診〜治療〜動画フィードバック〜口腔機能管理までのフローを整備し、継続率85%以上を維持するのがまず土台としてあることが重要です。
矯正への案内経路もワンシートで可視化するとただ、小児スクール型メンテナンスをやるだけでなく、自費への引き上げへの誘導設計になります。

④枠・動線・備品の設計
・時間枠:週1回16:00-17:00を固定し、同年代の子どもが集まる時間帯に設定。
・スペース:8〜10畳+モニターが理想。狭い場合は4名×2クールに分割。
・備品:染め出しセット、舌圧計、タイマー、名札、トレーニングカードなどを揃え、1枚のルールシートに「誰が・どこで・何分で・何をするか」を記載。

⑤パイロット運用→本格スタート→定期改善
スタッフの子どもや関係性ができている患者で試行撮影→課題修正→既存患者→新患の順に拡大していきます。PCR・舌圧・継続率・矯正成約率を月1でレビューし、常にサービスの質の向上を意識していきます。

「スクール型メンテナンス」はキャパシティ不足・継続率低下・矯正への導線不在という三重苦をわずか1時間の“教室型プログラム”で同時に解決できる革新的なモデルです。
導入後は 生産性が約2倍、継続率は95%、矯正相談は自然に増えます。
しかも、子ども達が「次の診療が待ち遠しい!」と通院を楽しみにする姿が日常になります。

「少しでもやってみたいな」と思った方は「【WEB開催】1時間に8名・生産性4倍の小児メンテナンス3.0セミナー」にご参加ください!
当日、お会いできるのを楽しみにしております。

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■開催日時
・6/15(日)10:00~12:30
・6/19(木)10:00~12:30

◾️この記事を書いたコンサルタント

松崎 颯人

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