【超保存版】「船井流経営法 × 歯科医院経営=5つの意識」で勤務医も分院長レベルに

2025年01月31日 (金)

コラムテーマ:
未分類

皆様

いつもお世話になっております。
船井総合研究所、歯科ユニットマネージャーの
伊藤崇でございます。

お忙しいところ、こちらのコラムをご開封いただき、
誠にありがとうございます。
“いつかまた読み返したい”保存版の内容を執筆しました。

表題の件、勤務医の教育に悩んだことのある先生はいらっしゃいますか?
臨床スキルはもちろんですので割愛させていただきますが、
臨床スキルだけで分院を任せて大ケガを負ってしまうことは明白な中、
「分院長教育」はどのようにされておりますでしょうか?

また、分院展開の予定がなくとも、
本コラムをお目通しいただく経営アンテナ感度の高い先生の医院様には、
勤務医も複数名在籍されているかと存じます。
先生はどのような教育をされておりますでしょうか?

もし、臨床スキルだけ教えているなら、黄色信号です。
社会人力(あり方)が成長しないまま臨床スキル(やり方)を伸ばすと、
いくら院長の直下に居るとはいえ、
お悩みの種になってしまうこともしばしばかと存じます。

「仕方ない」で目を瞑っていると、ハインリッヒの法則の通り、いつか大きなトラブルになることは必須で、すでにご経験のある先生も多くいらっしゃるかと存じます。
先生の医院様では、いままでどんなことがありましたでしょうか?
また、その時に渇望された「勤務医教育」、現在はどこまで出来ていらっしゃいますか?

このご質問に明確な回答が出ない先生も多くいらっしゃるかと存じます。
それはなぜか、明確な解を示されている場が無いため、
なぜかモチベーションアップのセミナーに呼んでみたり、
大量の宿題をさせてみたり、朝礼でハイタッチを習慣にしてみたり…

それが本当に解決になっているのか?
そのような不安を抱えながら実施されていらっしゃる先生から、
最近特にご相談をいただくため、
一つの“解”として、
・分院長レベルになるほど成長する、あり方教育の視点
をご案内差し上げます。

本コラムを印刷して紙媒体でも保存いただきたい内容を執筆いたします。

「船井流経営法」×「歯科医院経営」=下記の「5つの意識」

となります。
では、貴院の勤務医/分院長の皆さまを思い浮かべながら、
下記をお目通しください。

《分院長レベルに求める「 5 つの意識」》

① マーケティング力向上の意識
■ 「マーケティング力=売上を作る力」

 ・ 勤務医&スタッフクラスには、患者様を満足させることが大事。
 ・ 分院長には、売上を作る力が求められる。
■ マーケティング力とは何か?
 ・ 目標設定と逆算発想
 → 逆算発想とは、目標から逆算して発想すること。
 → これに対し、「積上げ発想」は職人の発想。
 ※ 約束された業績を上げる分院長は、逆算発想を持っている。
 ・ 分院長が目標を明確にしているか
 → 多くの分院長は、明確な目標を描いていない。
 → 多くの分院長は、やらされ感が出ている。
 ※ 達成したい目標が明確→色々な手段が出てくる
 ・ 目標設定をする
 ※ 年間目標と月間目標を策定する。
 ※ 年間目標には一人当たり生産性を。
 ※ できれば、 3年→1年→1か月の順で目標を設定
 ・ 売上の公式
 → 売上=患者数(新規+既存)×単価×来院回数
 ・ マーケティングの原理原則
 → 力相応一番化
 → 主力商品
 → USP(独自固有の強み)
 → ターゲティング
 → フロントエンドとバックエンド
 → 生涯顧客価値(ライフタイムバリュー)
 → アップセル、クロスセル

②マネージメント力向上の意識
■ マネ ー ジメントとは、ここでは人材育成と定義。
 → 分院長の大切な仕事に人材育成がある。
 → 人材育成ができない分院長は個人の限界で勝負するしかない。
■ マネージメントで抑えるポイント
 ・長所伸展
 → 上司たるもの、プロデューサー的な視点で部下の長所を探す。
 → 「部下の長所が見つけられない」は 、上司が自らの無能さを表す言葉 。
 → 部下の長所を伸ばすのが人材育成の基本。
 ・ 成長させるステップ
 → 部下の長所を見つけ、武器を作らせる。
 → 武器の活用をサポートし、成功体験を積ませる。
 → 成功で自信を付けさせ、自分一人でできるようにする。
 ・ 3つ褒めて、1つ叱る
 → 叱ることの目的は何か?
 → 叱ることの目的設定が正しければ、「3つ褒めて1つ叱る」ことの有用性がわかる。
 → スタッフを褒めることで、聞き入れる状態を作る。
 ・ 動機付けの技術
 → 世の中には、「自燃性(自分で勝手に燃えてくれる)」と「他燃性(他人に火を付けてもらえれば燃える)」の人がいる。
 → 「自燃性」のスタッフには動機付けは不要。
 → しかし、「他燃性」のスタッフには動機付けが必要。
 → マネージメントは、「他燃性」の扱い方で差が出る
 ※ ステップ
  1. ステップ1:相手のニーズ、目標を知る
  2. ステップ2:相手の可能性を広げさせる
  3. ステップ3:相手の目標達成をイメージさせる
 ・ 部下の迷いを消し去り、集中させる
 → 分院長の仕事は、迷いを消し去りスタッフの意識を成果の出る仕事に集中させること。
 → 成果の出ない多くの状況とは、成果の出ないことに力を使っているか、あるいは、迷いがあるせいで力を使っていないというもの。
・ 部下のPDCAを管理する
  P(Plan):計画(アクションプラン)を立てる
  D(Do):計画を実行する
  C(Check):行動の結果を検証する
  A(Action):次回への改善を行う
 ※ 部下の「PDCAの管理」=部下の「結果の管理」
・ 徹底的に関わる
 → 大企業の教育=勝手に育つ
 → 歯科医療法人の教育=手取り足取り育てる
 ※ これでもか!?くらいに関わることで人は成長する

③ 思考力向上の意識
■ 分院長として成果を上げるためには、論理的な思考力&理解力が必要になる。
・問題発見能力=論点思考
・問題解決能力=仮説思考

④ リーダーシップ向上の意識
■ リーダーシップとは、組織におけるメンバーの力を最大に発揮させ、組織として最大の成果を達成する力。
■ リーダーシップを発揮できる分院長がいてこそ、組織としての力を発揮することができる。
・ リーダーシップを磨く
 → リーダーシップは、実際に人を使いながら成果を出すプロセスを通して身に付けることができる。
 → 具体的には、プロジェクト業務のリーダーを務めるのが最も成長がしやすい。

 ・ プロジェクトの進め方
 → メンバーに目的を伝える
 ※ コミットメントさせる
 → 戦略戦略方向性を示す
 ※ メンバーにも意見を出してもらうメンバーにも意見を出してもらう
 → 役割を分担する役割を分担する
 ※ 適材適所、育成という観点
 ・ スケジュールと進捗管理
 → 期限通りに進んでいるかを定期的に確認する

⑤ 人間力向上の意識
■ 人間力を定義するならば、人としての魅力と言える。
 ※ 人間力は、分院長の「人生理念人生ビジョン日々の実践」で成り立つ
 ・ 人生理念
 → 人生理念とは、人生における価値観、哲学、信念を意味する。
 → 人生とは何か?いかに生きるべきか?
 → 分院長として部下を持つようになったら、自らの軸をしっかりと持つことが必要になる。
 ・ 人生ビジョン
 → 人生ビジョンとは、人生をどのように生きるかを明示したもの。
 → この中には、「ミッション」、「あるべき姿」が含まれる。
 → 「ミッション」とは自分の使命であり、それを具現化している「あるべき姿」
 ・ 日々の実践
 → 人生理念 / 人生ビジョンを定めたところで、日々の実践が伴わなければ意味がない。
 → 人間力の高い分院長は、自らの定めた人生理念、人生ビジョンを毎日実践している。

いかがでしょうか?
「印刷して紙媒体でも保存いただきたい」のお伝えに恥じない、
濃度の高いコラムと感じていただけたかと存じます。

ここでご注意ください。

読んで満足してゴールではありません、これをどう落とし込むか?です。
そこで、前途の教育を網羅した歯科医療法人システムを整備し、
新卒4年目Drが分院長で1億円Drを目指せるほど活躍できる仕組みを大公開します。
ゲストは、あの「あゆみ歯科クリニック」様(京都府ご開業)の福原理事長でございます。

こちらをお読みの先生、ご興味はいかがでしょうか?
先生がこれまで一度はお悩みになられた、その問題。
このセミナーが解決できるかもしれません。

■歯科医院の未来戦略セミナー
~分院展開で描く成長シナリオ~
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/123767

■開催日時
2025年3月2日(日曜)
・午前の部 10:00~12:30
・午後の部 14:30~17:00

■場所
船井総合研究所東京本社(東京ミッドタウン八重洲35階)

最後までお読みいただき、
誠にありがとうございます。

この度の“パーフェクトな仕組み化”という新しいセミナー企画から、
今後ますますの業界発展ならびに、
ご来院いただく患者様の“健口=健康”を延伸し、
より強い日本の創造に寄与できればと存じます。
宜しくお願い申し上げます。

歯科医院の未来戦略セミナー
~分院展開で描く成長シナリオ~


【開催日時】
2025/03/02(日)10:00~12:30 @船井総研東京本社
2025/03/02(日)14:30~17:00 @船井総研東京本社

◾️この記事を書いたコンサルタント

伊藤 崇

プロフィール詳細

大手歯科メーカーでの営業、レセプトコンピューターメーカーでのマーケティング責任者を経て、
船井総合研究所へ入社。
長年の豊富な現場経験と、大学院で学んだ経営学修士の知識から、集患・定着・単価アップのノウハウを提供するだけでなく、組織マネジメントからノウハウ定着までのご支援を行う。
訪問歯科拡大と外来強化だけでなく、経営者と従業員との人間関係を円滑にすることで全体最適化を図り、経営者のビジョンと理念経営を叶えるコンサルタント。

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