【新たな時流】変革を求められる小児業界の次なる一手とは!?
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皆様
いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所の松崎でございます。
お忙しい中、こちらのメールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
目まぐるしく変化する小児歯科業界において、小児歯科を強化したいと考えている方にとって必見の内容となっておりますので、少しでもお役に立てたら幸いです。
今後の小児歯科業界の時流
ひと昔前の小児歯科業界では、むし歯を治療することが主流でした。しかし、令和の時代において小児業界は大きな7つの変化が起きています。
1. 歯科診療所開設数と廃止数が右肩下がり
開設数と廃止数は長期的に右肩下がりとなっており、2017年を起点に開設数が廃止数を上回るようになりました。今後は廃止数が一定となり、開設数は減少し、新規の歯科医院が開院しづらくなると予想されています。
2. 個人事業主の減少と医療法人の増加
1院当たりの売上増加、M&A(別法人の傘下)が増加しており、売上を上げ続け、より多くの患者様に選ばれる医院が生き残る激しい競争が起きています。
3. 歯科診療所の平均年商の大幅増加
2017年の平均年商は4,700万円でしたが、現在は7,300万円を超えています。この増加要因としては、保険点数の増加と大規模医院の増加が影響しています。
4. 少子高齢化
少子高齢化が進んでおり、2060年には0〜14歳の子どもが減少し、65歳以上の高齢者が半分以上を占める超高齢化社会の未来が予想されています。
5. 子どものう蝕率とう蝕本数の減少
10年前に比べ、う蝕率とう蝕人数が半分以下になりました。生活習慣の改善やフッ素素材の普及により、親世代の子どもの口腔ケアへの関心が高まり、有病乳幼児数が減少しています。
6. 子どもにかける歯科医療費の増加
共働き世帯や一人っ子家庭の増加に伴い、0〜14歳の一人当たり歯科医療費が増加傾向にあります。
7. 診療報酬改定による「か強診」から「口腔管理体制強化加算」への変更
新たな施設基準「口腔管理体制強化加算」では、口腔機能管理の算定実績が求められます。小児に対する口腔機能発達不全症や高齢者に対する口腔機能低下症の算定が求められ、歯科口腔リハビリテーション料3の新設により、口腔機能管理のための検査・診断だけでなく、改善に向けた指導が重視されています。
今後の小児歯科業界の成功の鍵は、予防体制の強化と“小児矯正”の導入にあります。
むし歯にならないための定期的な通院を促進し、予防型の診療体制を整えることが必要です。そして、新たな一手として“小児矯正”を取り入れることで、患者のニーズを満たしながら売上を増加させ、歯科業界で強く生き抜くことができるのです。
今回ご紹介するセミナーにご登壇いただく、医療法人幸夢会様は予防体制を構築しているとともに“小児矯正”という切り口で「成約率70% 月900万円」を達成している法人様です。どのようにしてここまでになったのかを歯科経営コンサルタント目線で解説いたします。
成約率70%、小児矯正売上900万以上を達成しているますだ歯科の成功要因とは
医療法人幸夢会様が成約率70%を誇り、小児矯正で月900万円以上の売上を達成し、自費の柱を確立している4つの要因をご紹介いたします。
1.小児歯科としてのブランド力
小児歯科として、ブランドが確立しているのかを測るのに用いられる指標に紹介があります。小児歯科は他の診療科目と違い、お母さまが口コミやママ友との間での話を重宝し、医院を選ぶ傾向に強いです。そのため、いかに口コミが良いかやママ友の評価が高いかがとても重要になってきます。
医療法人幸夢会様はほとんど、口コミ(ママ友同士や他の子がウチでもやっている)で来院されるケースがほとんどで15km以上離れた場所からでも小児矯正の為に来院される方もいらっしゃるほどです。このように小児歯科としてのブランドを確立されています。
2.院長に頼らないカウンセリング体制
売上を伸ばしていこうと考えていくとなるべく院長が稼働しなくても自費へ引き上げるカウンセリング体制の構築が重要になってきます。
医療法人幸夢会様は誰がいつ、どこで何を話すのかを明確に決めており、スタッフ全員がこれに関して、共通理解を示しています。それにより、院長が必要な確認以外は何もせずとも自費へ引き上げるカウンセリング体制の構築に成功されています。
3.独り立ちのTCの育成
院長が稼働せずに成約率を向上させようと考えるとTCの育成は必須になってきます。
医療法人幸夢会様は2年目の4月までには独り立ちできるように教育担当者をそれぞれ一人ずつにつけ、実践とフィードバックをはじめとした教育を通じて、独り立ちさせていき、高い成約率を誇っています。
4.ルール化されたタイミングでの歯科衛生士の声がけ
医療法人幸夢会様はどの歯が生え変わるタイミングで小児矯正の声がけをするのかしっかりルール化されており、対象の小児患者様全員へ声がけできるような体制をとっており、必然と小児矯正へ引き上げられるようになっています。
これまで、
医療法人幸夢会様がどのようにして、成約率70%を誇り、小児矯正で月900万円以上の売上を達成し、自費の柱を確立しているのかをコンサルタント目線で解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
今回、実際に行っている取り組みをご説明できなかったのですが以上の4つの要因を意識してこれから小児歯科に取り組んでいくことができれば、大きな一歩を踏み出すことができると思います。
今回ご紹介出来なかった、実際に医療法人幸夢会様が取り組んでいる内容を詳細に知りたい方はこちらのセミナーにご参加いただければと思います。
この機会に是非、ご参加くださいませ。
成約率70%・小児矯正月900万円を達成する小児集患セミナー
【開催日時】
2025/02/02(日)10:00~12:30 @船井総研大阪本社
2025/02/16(日)10:00~12:30 @船井総研東京本社
◾️この記事を書いたコンサルタント
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