【優良情報】幹部スタッフをどう育てるか悩んでいる院長へ

2025年09月16日 (火)

コラムテーマ:
未分類

皆様、こんにちは。
船井総合研究所の榎本 徹也です。
いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

皆様の医院では、
チーフ、主任、リーダー、課長、マネージャーという役職があり、
スタッフに担ってもらっているものの、

「医院の取り組みの推進を任せたいのに、全く進まない」
「面談を任せたいけど、能力や仕事への姿勢からまだ心配で任せられない」
「院長が話しやすい人がなっていて、そもそも任せたいことが決まってない」
「現場スタッフからの意見の代表者で院長のことを理解している」

などの状況になっていないでしょうか?

多くの医院様では、
いわゆる「幹部スタッフ」と言われる人たちがいても、
思うように仕事を任せたり、成果を出してもらうことができていません。

今回のコラムでは、
チェア3台、スタッフ4名程度から
15院以上、スタッフ数100名上の
歯科医院、医療法人の事例をもとに
医院の幹部に求めるべき役割や
できるようになってもらうための教育方法をご紹介します。

【理論&事例】幹部スタッフの役割と育て方

幹部スタッフに求める役割は、
組織規模や組織図によって大きく変わります。
今回はよくある事例でご紹介します。

【幹部スタッフの役割】
①医療スキルの教育
自院のスタッフとして働くにあたって、
求める知識やできるようになって欲しい業務などのスキルがあると思います。
これらのスキルを教えることがまず最初に求められる役割です。
※ただし、このようなスキルの教育は役職者でなくてもできることが多く、先輩スタッフとして最初に経験すべき仕事という位置づけが多いです。

②施策(プロジェクト)の推進と成果創出
例えば、
・Google口コミを増やす
・キャンセル率を下げる
・新しいツールを作る
・口腔機能管理の仕組みを院内で整備する
などを任せ、

情報を集めて、率先して行動をし、
院内でやるべきことを決めて、周りを巻き込んで、
進捗を確認して改善し、成果を出す

ことを幹部には任せている歯科医院様も多くあります。
施策は巻き込む人の範囲によって難易度が大きく変わります。

③院長が決めたことの落とし込み
決定事項を現場に落とし込む橋渡し役として、
院長の言葉を咀嚼して、
目的・意図・背景、やってほしいことなどを
具体的に現場のスタッフに伝え、
それを守って実行できるようにサポートをします。

④面談とあり方の教育
部下にあたるスタッフと面談を行い、
メンタルフォロー、日々の仕事への向き合い方、次にどんな成長をしてほしいのかなど
様々なことを伝える面談を実施します。
スタッフ数が、20人を超えると院長も一人ひとりと面談をするのが大変になるため、
20人を超える前に面談を任せられるようなスタッフが育ってくると理想です。

⑤経営に関わる数値に対しての貢献
院長に近い目線で、業績などを見て、
様々な施策の検討や実行をすることも優秀な幹部には求められるようになります。

他にも細かいものなどは多くありますが、
今ご紹介したものの、一部が、
多くの歯科医院のチーフ、主任、リーダー、課長、マネージャーという役職者に
求めらる役割です。

では、どのようにしたら、
これらの役割を全うできるだけ育てられるのか?
ポイントは大きく3つです。

【幹部スタッフを育てるポイント】
①マネジメントのやり方を座学でインプット
外部の幹部/幹部候補スタッフ向け研修に参加をしてもらい、
役割を果たすために役立つマネジメントのセオリーやノウハウなどをインプットします。
ほとんどの一般企業では、役職者研修というものを作り、
役職者には受講してもらうようにしています。

②とにかく役割を与えて実践して経験を積む
座学だけでは絶対に成長はしません。
何よりも大切なのは「経験」です。
何か任せたい業務を明確にして、幹部スタッフ、幹部候補スタッフにやらせることが大切です。
その際は、成果のスピードを求めてはいけません。
その仕事を通して何を学んだのか、どんな経験をしているのかを評価する必要があります

③院長の考え方を密度でなく、頻度で伝える
組織の中でも重要な役割を担うスタッフとのコミュニケーション頻度は、
必ず高くしておくことが必要です。
月に1回1時間、幹部スタッフと話すなら、
毎週15分話しをして、院長の考えを伝える方が効果があります。
その際に、実践をしてみての振り返り、言語化のサポートをすることも大切です。

チーフ、主任、リーダー、課長、マネージャーという役職者を育てることは、
今後の医院の成長のためには非常に重要です。
だからこそ、時間をお金を厭わず、
教育投資をすることは非常に価値のあることになります。

座学で何を学ばせればいいか

そして、教育の最初のスタートとも言える、
幹部スタッフ・幹部候補スタッフ向けの座学の研修を
船井総研で開催することなりました。

【幹部候補スタッフ研修】【幹部スタッフ研修】の2種類があり、

【幹部候補スタッフ研修】は、
施策推進やPDCAについて、徹底的に学び、
研修から帰ってきたら、
医院で進めたい施策の推進を任せられるような
レベルにまで育てる座学×ワーク形式の研修プログラムです。

【幹部スタッフ研修】は、
後輩、部下スタッフとの面談スキルを磨き、
院長の代わりに面談をしてくれて、
個人に改善してほしいことや頑張ってほしいことなどをしっかり伝えられ、
部下スタッフからの悩みもきちんと聞くことができるような
幹部スタッフを育てる座学×ワーク形式の研修となっています。

船井総研のこれまでのノウハウを注ぎ込んだ研修となっておりますので、
ぜひご参加ご検討ください。

【2025年秋】THE幹部研修「”速効”活躍コース」




一回きりではない!3回コースでの講座の詳細はこちら▼
第1回 「人財スキルの探求 ~現場におけるリーダーシップと人材育成~」
第2回 「経営スキルの習得 ~数字情報を経営に活用~」
第3回 「PDCAスキルの実践 ~効果的な施策の設計と実行~」


▮開催概要(全3回)
第1回:2025/11/05(水)10:00~16:00@船井総研グループ東京本社
第2回:2025/11/06(木)10:00~16:00@船井総研グループ東京本社
第3回:2025/12/14(日)10:00~16:00@船井総研グループ東京本社

◾️この記事を書いたコンサルタント

榎本徹也

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