歯科医院における年収・年商について

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執筆者歯科支援部
コラムテーマ数値管理
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歯科医療従事者の平均年収と特別給与の比較

厚生労働省の18年度の賃金構造基本統計調査によると、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の全国の給与実態を把握することできます。   歯科医師に関して、下記状況となっています。 年齢:約40歳 勤続年数:約5年 平均年収:約811万 賞与その他特別給与:約33万   歯科衛生士に関して、下記状況となっています。 年齢:約34歳 勤続年数:約6年 平均年収:約297万、賞与 その他特別給与:約40万   歯科技工士に関して、下記状況となっています。 年齢:約42歳 勤続年数:約13年 平均年収:約362万 賞与その他特別給与:約42万
引用元<厚生労働省 賃金構造基本統計調査>

地域による給与平均相場の差異

地域別で確認しても、少なからず、地域での差があることが理解できます。 また一見、このデータだけで判断することは難しいのですが、職種関わらず、地域によって給与平均相場の差異が生じています。 やはり歯科医院数が競合している都心部では相場が吊り上っており、地方との差が開いています。 そのため、この都道府県別の給与平均を元に求人を出して、必ず採用できるとは限りません。 まずは自身のエリアを確認した上で、給与設定をしていくことが望ましいと考えられます。 引用元<厚生労働省 賃金構造基本統計調査>

年齢別の歯科医療従事者の給与傾向とその考察

年齢別で確認すると、歯科医師では40歳~44歳の間の年収(約1,274万)が高く、歯科衛生士では55歳~59歳の間の年収(約368万)が高く、歯科技工士では50歳~54歳(約530万)と高い結果となっています。 歯科医師は開業して軌道に乗ったころ、つまりちょうど40歳頃の方が多いのが予想されます。 一概には言い難いですが、このデータから伺うと、開業し軌道に乗ると、勤務医として頂く年収よりも高くなる可能性があります。 逆に歯科衛生士・歯科技工士に関しては勤務年数に応じて高くなる傾向にあると考えられます。 引用元<厚生労働省 賃金構造基本統計調査>

医院の生産性が年収及び収益に及ぼす影響とは

また規模別で確認しても、医院の大小に連動して、年収が高いということは言い難いです。 なぜなら医院にどれだけ資金を残しておくか、設備投資するかで変わってくるからです。 単純に規模が大きくても出ていくお金が多いと手元には残らないといったことにもなります。 そこで大事な考え方の一つとして生産性という観点があげられます。 まず、一つ目が「チェア1台当たり生産性」です。 これはチェア1台当たりの売上が月で200万以上達成出来ているかということです。 月総売上/チェア台数で値が求められます。   もう一つ目が「従業員1人当たりの生産性」です。 こちら院長先生の稼働している人数も足した上で、常時診療室で稼働している人数がどれだけいるかをまず計算して頂き、年間総売上/常時稼働人数で値を求めます。 こちら一人当たりの生産性が1,500万達成以上しているかというのが大事です。 ※パート従業員が週の半分は稼働しているとなると、0.5人で計上 この2つの生産性が高い医院は、年収及び収益が高い傾向にあると言えます。 合わせて細かくは人件費率や材料費率などの割合も見ていくことも大事です。 ただ前提に、生産性や年収をあげる方法としては、医院の収益アップが必須だと考えられます。 医院にとって、収益アップは年収を向上させるだけでなく、医院の設備投資などが出来るようになるので、良い相乗効果が生まれると考えられます。 従業員の給与設定、生産性をどこまで上げられるかといったマーケティング要素を加味しながら、経営していくことが望ましいでしょう。

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執筆者 : 歯科支援部

全国の成功事例を武器に、歯科医院の業績向上と組織づくりを支援する専門家集団です。集患・自費率アップから採用・定着まで、現場の課題を即座に解決。院長先生に寄り添い、地域一番の実績づくりを徹底サポートします。