注目を集める在宅医療の現状と、訪問歯科の業績向上事例について

いつもメルマガをご覧いただき、誠にありがとうございます。
船井総合研究所の松本孝平です。

表題の件について、お話しさせていただきます。

先日、弊社の2020年グレートカンパニー大賞を受賞された医療法人社団悠翔会様のニュースが掲載されておりました。
記事の内容としましては、コロナに感染し、自宅療養している方にも訪問する「コロナ専門往診チーム」を作り、自治体とともに連携して診療を実施しているそうです。
その中でも往診して終わりではなく、「在宅コロナ対応本部」を設けて1日に1回~3回の電話による健康状態の確認、これに加えて、重症化しそうな患者に手配する酸素濃縮器の使用後の回収や、簡易的なメンテナンスなどの作業も悠翔会様がやられているとのこと。

国・自治体から診療報酬の一時的な増額はあるものの、訪問先への「往診」に対してしか報酬が支払われず、日々の健康観察をはじめ、コロナ専従チームを運営するのは難しいため、この度1200万円を目標としたクラウドファンディングを実施し、10月末までのコロナ専従チームが維持するための人件費を募集しているとのことでした。

このニュースからは、デルタ株の流行によって感染者数が拡大する中で、在宅医療自体の注目度や一般の認知度が向上していることが見受けられました。
それでは、訪問歯科の在宅患者のニーズはどうでしょうか?

在宅患者の訪問歯科におけるニーズはあるのか?

クライアント様のご支援に伴い、現場で働いている皆様のお声をできるだけキャッチアップしたいという狙いから、日々全国各所のケアマネジャーにお会いし、意見交換を行っております。
そういう活動をしている中でコロナ前後と比較すると、肌感覚ではございますが、訪問歯科のご依頼は増加傾向にあり、またケアマネジャーが考える歯科への重要性・考え方についても変わってきていると感じています。

また、コロナ禍において、訪問歯科事業において訪問中止などの打撃を被った歯科医院様のお話しをお聞きする一方で、売上を伸ばしている医院様もございます。

① 2020年1月から訪問歯科を立ち上げ、毎月居宅介護支援事業所(ケアマネ事業所)へのアプローチを行い、季刊誌の提供を続けた結果、1年6ヶ月で訪問レセプト枚数0枚から72枚まで増加している医院様。
②2021年5月から訪問歯科の取り組み強化を開始し、ケアマネ事業所へのアプローチ・既存介護施設への歯科健診提案を実施したところ、開始3ヶ月で売上40万円から135万円まで業績を伸ばされた医院様。

具体的な施策に取り組むことで、コロナ禍でも売上を上げている歯科医院様は確かにいらっしゃり、かつ在宅患者がコロナ前後と比較して増加傾向にあることがクライアント様の業績数値から確認することができます。

今回のセミナーでは、在宅患者の増やし方に関する具体施策はもちろんのこと、コロナ禍でも既存介護施設の開拓から訪問歯科の売上を2倍まで伸ばされた医院様にご登壇いただき、その取り組み事例をご紹介いただきます。

訪問歯科の拡大編・歯科健診150名を獲得した施策大公開!

既に訪問歯科に取り組んでいる医院様向け!拡大施策を最新の成功事例をもとご紹介
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076552

【日時開催場所】
2021/09/20(月)13:00~16:30
2021/09/23(木)13:00~16:30
2021/10/10(日)13:00~16:30

ぜひ、今後の医院経営、また高齢化対応や訪問歯科の伸長のご参考としていただけましたら幸いです。

以上、
拝読いただきまして、誠にありがとうございました。

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