『新型コロナウイルスの影響で介護施設に行けない『今』やるべき訪問歯科対策』

皆さんこんにちは。
船井総合研究所の若木です。

新型コロナウイルスの外来診療に与える影響や各種対策については、これまでも鋭意情報提供を行っております。今回は表題の通り、訪問歯科に関する影響と対策についてです。

訪問歯科においても外来と同じく、大きな影響を受けています。以下、主な訪問先である、①『介護施設』と②『在宅』にわけて、サマリーを記載します。

①『介護施設』
介護施設での影響は大きく、4月初旬時点で、クライアント様における訪問施設全体の約30%が訪問休止(緊急事態宣言の拡大後はさらに増加)、延期の措置を取られており、訪問歯科の大きな診療報酬減に繋がっております。傾向としては特に下記の施設群で顕著です。

・老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
・老人介護施設(老健)
・病院

介護施設側もご家族を含めた外部との接触を面会謝絶という形でストップしていますので、この傾向は拡大中であり、グループホームや有料老人ホームといった在宅系施設でも、一時訪問休止の事業所は増えていくものと思われます(但し、痛みを伴う急患依頼は変わらず存在しています。)。原則的には、要介護者への訪問診療は自粛の対象とはいえず、患者の求めに応じて行われるべきですが、施設側のリスクヘッジの意向も無視できないため、休止希望の連絡を受けてからでは、対策が容易でないといえます。

②『在宅』
介護施設での影響と比較すると、在宅への訪問歯科の影響は現時点では微小といえます。(10%以下)
全国各箇所のクライアント様や居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)を訪問し、この背景を実地調査したところ、下記の理由が挙がっています。

・介護施設と異なり、在宅では口腔ケアなどのサポートができる周辺環境がないため。
・介護施設では、施設側がリスクを重視し、患者状況や意向の前に訪問休止にしてしまう
 ケースがあるが、在宅ではこれがない。※家族の不安はある。
・外出自粛を理由に、普段付き添いや介護タクシーなどで何とか外来に通院している高齢者層が訪問に流れている。
・デイサービスが休止になり、ヘルパーの食事介助や入浴介助の負担が増している。口腔ケアを別サービス(歯科の居宅療養管理指導)で賄えるのであればありがたい。
・患者さんとの長い関係値が出来ており、訪問を喜んでいただいているため、継続している。

この傾向は訪問歯科だけでなく、内科や調剤薬局の訪問診療においても同様のため、(施設だけでは怖い。リスク分散の観点でも)在宅市場での認知度向上、シェア拡大、は今後の確実なテーマ・課題と云えるかと思います。

では、この訪問できない窮状をふまえて、具体的に何をすべきか。船井総研の訪問歯科チームでは、これまでの訪問歯科立ち上げ・拡大のノウハウを応用し、『新型コロナウイルスの影響で介護施設に行けない今やるべき訪問歯科対策』として1年分・全12回のツールをご用意させていただきました。ポイントは下記4点です。

◆介護施設/居宅介護支援事業所、新規/既存、守り/攻め!全方位に使えるニュースレターの4つの戦略◆

①新型コロナウイルス対策の情報周知
 歯科医院で行っている感染症対策について掲載し、周知を行うことで、介護施設においては休診状態からの早期復帰、影響の少ない在宅訪問についてはケアマネージャーからの訪問依頼の流入を図ります。

②非対面・非接触のLINE相談を導入
 非対面・非接触のLINEのチャットにて利用者/入居者の歯や口腔に関するご相談、訪問診療依頼を受けることができる体制を構築します。

③感染症対策を発信し、アフターコロナも見据えた信頼向上
 訪問診療が休診となっている間も、歯科目線の感染症対策を継続的に情報提供することで、介護職からの信頼度向上や認知向上、また口腔ケアなど歯科の取組みに対する理解の醸成を行い、アフターコロナでの関係性強化からの依頼増を図ります。

④ 最長でおよそ1年間、介護事業所と接点を持続することが可能
 休診となった介護施設、関係性が中断となった居宅介護支援事業所が訪問の依頼再開になる保証はありません。放置していることで関係性の低下や、他院の介入リスクも上がると考えます。ニュースレターを継続提供することで関係性の維持に繋がります。

ツールの利用方法は簡単です。月に一度、介護施設や居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)に郵送いただければと思います。訪問歯科を実施しているところは勿論のこと、訪問歯科を本格的に行っていない歯科医院様でも利用いただくことができます。訪問歯科未経験で、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(以下、か強診)の施設基準に必要な訪問件数をクリアできていないクライント様が、ニュースレターを月1回2ヶ月間実施したところ、計5名の依頼がございました。地域差はございますが、直接訪問が厳しい現状では、全12回(約1年分)の資料を郵送するだけでも、訪問歯科参入やか強診への一歩を踏み出すことができるでしょう。

詳細フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1rZLESQ8TSWlC7zxymt0IjTxm7izykk0PXVxHMitFx_M/edit

本件の詳しい企画書のご用意も御座います。弊社コンサルタントまでお気軽にご相談いただけましたら幸いです。誰にとっても難しい局面で、ともすると足元ばかりを見てしまいますが、多業界を広く見渡せば、この機に『相手の役に立てることを考え、行い、一気に支持を得ているサービス』が幾つもあります。後ろ向きよりもリーダーの前向きな打ち手や姿勢をスタッフも待っていると思います。貴院進展の一助となりましたら幸甚です。

拝読いただきまして、誠にありがとうございました。

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