『か強診の維持・新規取得』のために今すぐできる、訪問歯科攻略法

弊社のブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
船井総研在宅医療チームの浅野裕章です。

か強診で急速に高まった訪問歯科への熱もそのままに、そろそろ次の改定も気になり始めた時期かと思います。
か強診取得は、皆様もご存知の通り、経営に大きなインパクトを与えます。
SPTⅡの恩恵は皆様も強く感じられているかと思います。

一方、か強診を維持する上で最もネックになってくるのは、まさに『訪問歯科診療』に関する要件かと思います。
数多くの歯科医院様から、前回の改定での縛りが厳しく頭を抱えた…というご相談を受けました。

しかし、人口動態の推移、患者層の変化を捉え、実行に移せれば何も怖くありません。
訪問歯科で、手っ取り早くか強診の要件をクリアをするには、短期集中的な広報活動が必要です。

訪問歯科診療の回数を5件と絞れば、下記の方法で十分の結果が出ます。
(1)過去のカルテの中で、80歳以上の患者様の中で1年間通院されていない方へ電話し、状況を確認して訪問が必要な方へ訪問歯科を提案
(2)近場の居宅支援事業所へ広報活動
(3)足の不自由な外来患者様、ご家族への声かけをする

この(1)~(3)をだらだらやっても結果が出ません。
圧縮付加で、集中して(1)~(3)をやり切る必要があります。
ただ、3ヶ月となるかなり工数もかかり、精神的、体力的に厳しいものがあります。
そのため、医院全体を巻き込むことがポイントとなります。

ただこれが大変難しく、結局院長先生が休み返上で実施している医院様も多くあるのが実情です。
広報活動はもちろん、患者様を獲得した後も、器材の準備、患者のアポイント整理、書類・契約書の記載など、院長先生が一人で背負い込むには大きすぎる負担になります。
そのため、院内でミーティングを繰り返し行い、訪問歯科の取り組みについて深くスタッフに意義を伝え、内部統制をした上で医院全体を巻き込んでおく必要があります。

下記セミナーも、ご参考になる部分があるかと思いますので、お時間ある時にでもご覧下さい。
→https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-dental/seminar/046383_lp/

【執筆者:浅野 裕章】

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