歯科医院経営ブログ・好調医院の院長は現状に満足しない

2012年12月19日 (水)

コラムテーマ:
院内マーケティング

今日は新潟に来ました。都内や大阪と比べてやはり寒いですね。


私や船井総研の顧問先の歯科医院は依頼を頂く時点で9割方好調な医院が多いです。


1割は経営が良くない状態で相談に来られます。


好調医院の院長に共通するのは、常に現状に危機感を感じて課題を解決し努力をしているということです。

こういう姿勢が好調へと結びついているのだと思います。


すなわち、どんなによくても、現状に満足することはないということです。


よく院長が言われるのは「今はいいけど、これからはこうしていかないとね。」と言われます。


反対に不調医院は危機感は感じていることは少ないようです。


厳密に言えば危機感は感じているが3ヶ月前と現在に何の変化もないようです。


医院の改善を何もしていないということです。


もっと言えば10年前と現在が同じというケースもあります。


好調医院は近隣に開業があってもレセプトは殆ど減りません。


それは信者患者がついているからです。


信者患者と言うのは御院のファンの患者です。


院長や医院の治療や理念に魅力を感じている方です。


ハード以外のソフトに明らかな魅力を感じていれば、新しい医院というだけで患者はスイッチしません。


反対に患者が減る医院は信者患者は少ないので、かかりつけの医院と言う認識が薄いので、簡単に医院をスイッチしてしまいます。


開業20年クラスの歯科医院でレセプト200枚以下の医院はそのような傾向が見られます。


本来開業20年以上であれば、過去の潤沢なカルテから、1ユニットあたり100枚以上の患者数が確保されているからです。


医療保険制度に関わらず、この2極化傾向はますます進むと予測しています。


◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

LINEはじめました!

LINE友だち登録で、歯科経営専門コンサルタントのコラムを読むことができます!

LINEはじめました!

無料経営相談受付中!

オンライン経営相談ページはこちら

メールマガジンのご案内

歯科医院経営コンサルティングレポート~船井流1000院からの成功事例報告~

歯科医院コンサルティング実績10年! 現場で積み上げた歯科経営成功事例満載のメールマガジンです。自費UP、増患、ホームページ対策、スタッフ育成、組織づくりなど、読んだ院長だけが得をする「3分でわかるノウハウ」を大公開します。

同じテーマで記事を探す

医療・介護向けM&A

×

医療・介護向けM&A

×