夫婦で医院経営をされている方は・・・

2010年10月23日 (土)

コラムテーマ:
その他

こんにちは。 船井総合研究所  歯科 経営コンサルタントの松谷直樹 です。

今日は大阪の医院に伺ってきました。

私のお付き合い先には夫婦でDrだったり、院長がDr奥様が受付だったり、

ご夫婦で医院をされている場合、奥様が衛生士をされている場合など、

があります。

私のお付き合い先の場合ですと、半数の医院が何らかの形で夫婦で医院をされています。

その中でしばしば、意見の相違があったりします。

そしてそれがきっかけで、言い合いになったり、けんかになったりすることがあります。

身内だけに言い過ぎてしまうこともあります。

私はこのような場合、どちらの意見も正しいと思っています。

なぜなら両者とも真剣に医院のことを考えた上での発言だからです。

大切なのは、両者が同じ共通認識をもつことです。


同じ情報を持つことです。


ひとつの事実を二人で見ることです。

例えば、Aさんに対して院長は先に○○を教えるべきだと考えているが、

奥様はまず△を教えるべきだとおっしゃることがあります。

このような場合、どちらかの方はAさんの仕事ぶりをあまり知らないで

言っていたりします。

例えば、院長は新患が少ない、と言い、奥さんはキャンセル患者が多い

という場合、正確な数値データの推移が手元に無く、直近のデータ

を元にして思い込みが強かったりすることがあります。

院長が買いたいと思う機材に対して奥さんが必要ないという場合で

あれば、担当者から説明を一緒に聞くとよいでしょう。

場合によっては同じセミナーに行けば、理解が深まるでしょう。

同じ共通認識を持たずして、ひとつの意見は出てきにくいでしょう。

同じ事実を見つめていれば、そこから考えることが異なっていても

相手を理解できるのではないかと思います。

そして建設的な結論へと近づいていきやすくなると思うのです。

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matsutani@funaisoken.co.jp

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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